文豪たちに愛された蓮玉庵で、かき揚げそば / 東京 上野 1859年創業 (安政6年)

東京の北の玄関口・上野駅を核とする台東区上野は、江戸時代に建立された徳川将軍家菩提寺である寛永寺の門前町として栄えました。明治には不忍池周辺が上野公園(上野恩賜公園)として整備され、博物館・美術館・文化会館などの多数の芸術文化施設や、動物園などの観光・レクリエーションの場に多くの人々を集めています。アメヤ横丁の食材・雑貨・衣料等の商店も連日賑わい、由緒ある公園内や町の各所に老舗の飲食店や和洋菓子店などが数多く点在しています。

1860年創業、文豪たちに愛され作品にも登場する 蓮玉庵

上野駅から徒歩7分ほど、上野御徒町から徒歩3分ほどの場所にある蓮玉庵。1859年(安政6年)に信州出身の久保田八十八氏によって創業されました。蓮玉庵という名前は、蓮の大きな葉に朝露がきれいな玉となって輝いていたことに感動してつけられたとのこと。ロマンチックな名前ですね。

こちらが店舗外観。関東大震災、戦災もあり何度も再建されてきたお店です。この場所では1954年(昭和29年)から営業されています。

メニューはこんな感じ。せいろで700円は老舗にしては優しいプライスなんじゃないかと。

ランチタイムは1000円で食べられるお値打ち商品もあります。今回はこちらの「かき揚げそば 小海老と玉ねぎ」をオーダー。

こんな感じです。お蕎麦とかき揚げを同じそば汁につけて食べるタイプ。味はやや辛めの、昔ながらの江戸前のキリっと感を感じる汁です。

蕎麦はこちら。蕎麦の実が見えない、奇麗に挽いた粉を使われています。

かき揚げはこんな感じ。カラッと揚がっているのがかなり好み。

その長い歴史から、様々な文豪や詩人に愛されてきた蓮玉庵さん。森鴎外、樋口一葉、坪内逍遥、斉藤茂吉、久保田万太郎などなど、そうそうたるメンバーに愛されてきました。森鴎外であれば「雁」に蓮玉庵が登場していますし、樋口一葉さんの日記にも蓮玉庵さんが登場しています。そんな歴史に裏打ちされたお蕎麦、是非食べに行ってみてください。

—— 蓮玉庵 基本情報———-
〇創業年 1859年創業 / 安政6年創業
〇営業時間
11:30~18:30(LO18:15)
※毎週月曜日、第2、4火曜日。祝日につきましては、通常通り営業しますが、翌日が定休日となります。
〇住所
東京都台東区上野2-8-7
(食べログ)⇒ 蓮玉庵 (れんぎょくあん) – 上野御徒町/そば [食べログ]

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