餅兵のピスタチオ大福 美味しい! / 滋賀 大津 宝暦年間 (1751-1763) 創業

滋賀県庁所在地の大津市は、飛鳥時代の667年に天智天皇が近江大津宮に遷都し、奈良時代に瀬田に近江国府が置かれた地。江戸時代は東海道53次の最後の宿場・大津宿、膳所藩城下町の膳所、比叡山門前町・港湾の坂本、湖上交通拠点の堅田などが栄えました。琵琶湖と比叡山とに囲まれた豊かな自然景観は多くの観光客を集めています。大津絵大津算盤等の伝統品や鮒・蜆・湖魚加工食品等の伝統食材も豊富で、膳所茶は黒船来航のペリーに賞賛され後に対米輸出品第1号となりました。市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが数多く残っています。

宝暦年間創業、紅茶やピスタチオ等新しいお饅頭を生み出し続ける 餅兵

大津駅から徒歩6分ほどの場所、旧東海道沿いにある餅兵。宝暦年間(1751年ー1763年)に創業したこちらのお店は、創業者である餅屋兵祐さんの名前からこの名前となったそう。

こちらが店舗外観。2018年にリニューアルされたそうで、かなり奇麗な外観です。

こちら正面からのカット。奇麗な和モダンな建物ですよね。

こちらが商品群。豆大福、塩大福、いちご大福といった定番の中に、ピスタチオ大福が並んでいました。これは気になる…。ピスタチオ以外にも、ラフランスやきんかん、紅茶等も季節によってはあるそうです。新しい味へのチャレンジが凄い!

まずは豆大福から。甘さ控えめの上品な味。美味しい。そしてピスタチオ大福。ピスタチオ入れて美味しくなるのだろうか…。 こちらが取り出した図。ピスタチオの奇麗な緑色が出ています。ちょっと恐る恐る食べたんですけれど、塩気と甘みが凄くマッチした美味しい大福でした。これはちょっとリピートしたいぞ。餅兵さんは、250年以上の歴史を持ちながらも新しいチャレンジをされているお店。今回はピスタチオのみのチャレンジとなりましたが、また違う季節に伺って、季節のフルーツと合わせた大福を食べたいなぁ、と思っています。こういった現状に留まらず新しいチャレンジをする老舗は応援したくなりますよね。また行きたいです。

—— 御饅頭処 餅兵 基本情報———-
〇創業年 宝暦年間 (1751-1763)創業
〇営業時間
9:30〜18:30
※月曜日定休日
〇住所
滋賀県大津市中央2-5-37
(公式サイト)⇒ 御饅頭処 餅兵

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