奥井海生堂の昆布を豪快に入れた炊き込みご飯が、物凄く美味しかったんです! / 福井 敦賀 1871年創業 (明治4年)

福井県敦賀市は旧越前国敦賀郡(県嶺南地方)ですが、木の芽峠で他の越前地域とは遮断されていて、江戸時代は小浜藩(若狭国)の支藩でした。地名由来には、崇神天皇の時代に朝鮮半島から渡来した“都怒我阿羅斯等(ツヌガアラシト)”に因んだ“角鹿(つのが)”が713年(和銅6年)に“敦賀”となった等の複数説があります。古代より、特に江戸中期から明治中期には北前船により、蝦夷地(現・北海道)からの板昆布が敦賀湊で水揚げされ、琵琶湖経由で京・大阪へ送られていました。出汁昆布・手漉きおぼろ昆布等の加工品生産量は現在も全国の8割以上で、他にも魚肉練り製品・へしこ・鰊寿司(麹漬)・水仙饅頭(葛饅頭)等の特産品・名物が数多くあります。市内には越前国一宮の氣比(けひ)神宮・敦賀赤レンガ倉庫・敦賀鉄道資料館(旧敦賀港駅舎再現)等の観光名所と共に、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が何軒も残っています。

1871年創業、曹洞宗大本山永平寺の御用商である昆布店 奥井海生堂

敦賀駅から徒歩16分ほどの場所、車で4分の場所にある 奥井海生堂。1871年(明治4年)に、奥井半吾氏によって創業された昆布問屋さんです。敦賀に数ある昆布屋さんの中でも、曹洞宗大本山永平寺の御用商であった名門の一つ。昔ながらの昆布の扱いはもちろんのこと、様々な新しい昆布の加工品も販売されています。

という奥井海生堂さんの外観はこちら。かなりモダンなカッコいい建物です。

中に入ると昆布と、昆布加工品が数多く並んでいます。美味しそうだなぁ。 お菓子や振り掛け、出汁等々沢山あって見ていて飽きません。 どれにしようか悩んだ結果、こちらの炊き込みご飯の素を購入。炊飯器に昆布をどかんと入れる、豪快なやつです。

セットはこんな感じです。具材と昆布。この昆布の豪華さよ!

炊きあがったご飯がこちら。昆布出汁の旨み全開で凄い!これ、過去食べた炊き込みご飯のトップランクに入る美味しさ!!!ちなみに昆布は切って、具材として食べます。出汁が出た後なのに十分美味い。昆布 is 神。

気になる商品をもう一つ買ってきました。ひとふり昆布、というふりかけ的な昆布。

ご飯にダイレクトにかけて食べてみました。ご飯にかけても美味いし、これ塩キャベツとかに乗っけても美味しそう!

元々昆布好きでありますが、奥井海生堂さんの昆布を使った炊き込みご飯、こういうパッケージで作る系では、過去最高といっていいレベルの美味しさ!これはまた買いたい…。が、敦賀は遠いな、と思っていたらECでも買えるし、そもそも東京にも日本橋と、池袋の2店舗ありました。今度東京の店舗へ行って、炊き込みご飯の素買ってきたいと思います!

—— 奥井海生堂 基本情報———-
〇創業年 1871年創業 / 明治4年創業
〇営業時間
・9:00~18:00  (日曜日、祝日は17:00まで)
※定休日なし
〇住所
福井県敦賀市神楽町1丁目4-10
(公式サイト) ⇒ 奥井海生堂

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