桃屋の、ごはんですよ!は最早クラシカルな傑作ですよね / 東京 日本橋蛎殻町 1920年創業 (大正9年)

中央区日本橋人形町や中央区日本橋浜町に接する中央区日本橋蛎殻町。江戸時代からの商業地で、今も醤油や陶磁器の問屋が多く残っているこの街にも、老舗の飲食店なども何軒か残っています。

1920年創業、漬物の缶詰からスタートした 桃屋

水天宮前駅から徒歩5分、人形町駅から徒歩9分ほどの場所にある 桃屋。1920年(大正9年)に、小出孝男氏によって京橋区南鍛冶町(現、中央区八重洲二丁目、京橋二丁目辺り)に合名会社桃屋商店を創業したことで、その歴史が始まりました。ごはんですよ!や味付メンマ&榨菜、近年では 辛そうで辛くない少し辛いラー油で知られる同社ですが、漬物類壜缶詰業として創業され、創業当時の商品である花らっきょう・鯛みそ・福神漬けは現在も販売されているロングセラー商品です。

という桃屋さんからは、ごはんですよ!のスティックタイプを購入しました。瓶タイプだと使い切りタイミングが短いので、家ご飯が少ない私にはスティックタイプがフィットしております。 中身はこんな感じのスティックです。ちなみに、ごはんですよ!の上に「江戸むらさき(私は子供の頃、カタカナでユカむらさき書いてあると思い込んでましたw)」とありますが、元々江戸むらさきという先行商品の海苔の佃煮があり、その新商品として、ごはんですよ!が発売されたので、江戸むらさきごはんですよ!が正式名称なんです。 という小話は置いておいて、こちらがごはんですよ!この甘さが好きなんだよなぁ。

上記で簡単に江戸むらさきとの関係を書きましたが、桃屋さんはフルーツの缶詰が主力商品だった時期があったものの、輸入缶詰にシェアを奪われる危機感から新商品として、1950年(昭和25年)に板海苔で作る江戸むらさきを発売し大ヒットとなります。そして1973年(昭和48年)に生海苔を使い食感を柔らか、かつ、甘めに味付けした ごはんですよ!を販売し、海苔佃煮業界に革命を起こし現在に至っております。江戸むらさきは現在生海苔バージョン、高級路線の特級と複数バリエーションを販売されていますが、塩味が強く食感が楽しめる大人な味=江戸むらさきに対して、甘めでソフトな食感の味=ごはんですよ!という区分になっています。私は何度か江戸むらさきに浮気してますが、結局ごはんですよ!に戻るごはんですよラバーです。やっぱ、この味で育ったからかなぁw。

↓スティックタイプは楽天でも購入できますよ。

 

———株式会社 桃屋 基本情報———-
〇創業年 1920年創業 / 大正9年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
東京都中央区日本橋蛎殻町2-16-2
(公式サイト)⇒株式会社 桃屋

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です