愛知県庁所在地である名古屋市の西区は、名古屋城の西に広がり1937年（昭和12年）までは中村区も含んでいて、JR名古屋駅周辺の名駅地区は両区にまたがっています。寺社・城址も多く、江戸時代に整備された美濃路・岩倉街道の宿場町の雰囲気を残す地区もありますが、トヨタグループ発祥地・ノリタケグループ発祥地や御幸毛織・サンゲツ・シヤチハタ・タキヒヨー等の本社などが存在する近代工業を産んだ町でもあります。名糖産業や春日井・丸川・カクダイ・松山・マコロン・安部・共親・加藤各製菓の本社等の老舗も含む多数の製菓会社があります。

1919年創業、戦後直ぐにアメリカ輸出を行った先進企業 都あられ田口本舗

康生通一丁目のバス停から徒歩3分ほど、名古屋駅から車で10分前後の場所にある 都あられ田口本舗。1919年(大正8年)に、田口友造氏が名古屋市西区で創業した 米菓専門店です。戦中の企業統制令に一時的に事業閉鎖するも、1948年(昭和23年)には事業再開し、1950年(昭和25年)には「業界では初のアメリカ輸出(webサイトの記載まま)」をされています。

という、都あられ田口本舗さんの八丁味噌せんべいを購入しました。まるや八丁味噌さんの味噌を利用されています。

パッケージ裏側です。八丁味噌だけでなく、たまり醤油も使っているのでかなり愛知県の味ですね。

中身はこんな感じのおにぎりせんべいの様な形。あまじょっぱさが最高に良い。米と味噌で合わない訳が無いですね。

八丁味噌の煎餅か、と買う時ちょっと躊躇したのですが、相性が良いに決まっている組み合わせなので、何も悩む必要なかったなと一口食べて思いました。これはむしろもっと定番になって良い味では、と思ったぐらい好きです。見つけたらまた買うと思います、はい。

—— 都あられ田口本舗 基本情報———-
〇創業年　 1919年創業 / 大正8年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
愛知県名古屋市西区押切２丁目３−４
（公式サイト）⇒ 都あられ – 都あられ おかき、煎餅、あられなど手土産に喜ばれる老舗のお菓子屋