神戸の地名は、現在の中央区三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸(じんふこ、租税・課役等の神社奉仕住民)集落“神戸(かんべ)”だったことに由来します。1973年(昭和48年)に兵庫区から分区された神戸市北東部の北区は、面積は市の4割以上ですが大半が農村・山林です。有馬町には古代より知られ日本三大古湯の一つである有馬温泉があり温泉街は多くの行楽・観光客で賑わっています。有馬の名産品としては炭酸煎餅・松茸昆布・山椒加工品等があり、また山椒が当地の名産であったことから一般に山椒を使用した料理には有馬の名(有馬煮・有馬焼等)が付されています。区内には老舗の食品店などが残っています。
1907年頃創業、炭酸煎餅の発祥店 三津森本舗
有馬温泉駅から徒歩13分ほど、有馬温泉のバス停から徒歩2分ほどの場所にある 三津森本舗。1907年頃(明治40年頃)に、三津繁松氏が大阪慈恵病院院・長緒方惟準氏 と風早次郎氏の指導を受け、有馬の炭酸泉を使って煎餅を焼き始めたのが創業となります。有馬温泉では複数の炭酸煎餅店がありますが、三津森本舗さんが元祖とされています。
という、三津森本舗さんの外観です。旅館のような立派な建物です。
こんな大きなノボリ(暖簾?)も。元祖炭酸煎餅なのです。
店内に入りました。ものすごい数の炭酸煎餅が並んでいます。
炭酸煎餅は、お煎餅のみのシンプルタイプと、クリーム入りの2種類あります。私の好みはクリーム入りです。
ということで、缶入りのクリームサンドタイプを購入してきました。
パッケージ裏側です。ア・ラ・カルトとあるように複数種類入っております。
缶自体は極めてシンプルなデザインです。
今回のは、バニラクリーム、チョコクリーム、ストロベリークリームの3種類入りでした。
チョコクリームのパッケージをアップで。
取り出した図です。有馬名産タンサン、ARIMA MEISAN TANSAN SENBEIの文字がかなり綺麗に出ています。炭酸煎餅はその名の通り炭酸を使って作られたお煎餅で食感が軽いのが特徴となります。プレインな炭酸煎餅であればこちら1枚のみ、クリーム入りだと2枚の間にクリームがサンドされる形となります。
お行儀悪いですが、外した図。こんな感じのチョコクリームが挟まっています。
こちらは以前お取り寄せした炭酸煎餅のセットです。さらに多くの種類入りです。
ストロベリークリーム炭酸煎餅をアップで。
チョコレートと変わらないですが、一応ストロベリークリームも。
綺麗な写真でなくてごめんなさい、ですが、ストロベリーはこんな感じです。全般的にゴーフルにも近いお菓子と言えるかと思います。
こちらは青海苔煎餅。青海苔を混ぜて焼いています。青海苔の中身はこんな感じ。うっすらと青海苔が見えるのわかりますかね?こちらはクリームが挟まっているわけではなく、単体で食べます。海苔と炭酸煎餅の組み合わせははじめてでした、超合う! 炭酸煎餅は、上述の通り炭酸入りで作っていますが、食べる時シュワシュワしているわけではないです。ですが、炭酸が入っている分だけ食感が軽くなっていて、サクサク食べられ何枚でも食べられる気がします。そのまま食べても美味しいですが、クリーム入りのほうがもっとお菓子感がありますね。炭酸煎餅は有馬発祥ですが、他の温泉地にも売っているので、食べ比べしてみたいなぁ。公式ECサイトからお取り寄せできますよ。
———-有馬温泉 元祖 三津森本舗 基本情報———-
〇創業年 1907年頃創業 / 明治40年頃創業
〇営業時間
・8:00-20:00 (土曜日は21:00)
※定休日なし
〇住所
兵庫県神戸市北区有馬町290-1
(公式サイト)⇒ 有馬温泉 元祖 三津森本舗|有馬温泉での炭酸煎餅の店舗販売・オンラインショップを展開しています。