大黒屋の山椒昆布、実山椒入りで美味しい / 兵庫 神戸市北区・有馬温泉 1868年創業 (明治元年)

神戸の地名は、現在の中央区三宮・元町周辺が古くから生田神社の神封戸(じんふこ、租税・課役等の神社奉仕住民)集落“神戸(かんべ)”だったことに由来します。1973年(昭和48年)に兵庫区から分区された神戸市北東部の北区は、面積は市の4割以上ですが大半が農村・山林です。有馬町には古代より知られ日本三大古湯の一つである有馬温泉があり温泉街は多くの行楽・観光客で賑わっています。有馬の名産品としては炭酸煎餅・松茸昆布・山椒加工品等があり、また山椒が当地の名産であったことから一般に山椒を使用した料理には有馬の名(有馬煮・有馬焼等)が付されています。区内には老舗の食品店などが残っています。

1868年創業、竹細工と佃煮の製造販売を行う 大黒屋

有馬温泉駅から徒歩6分ほど、有馬温泉のバス停から徒歩5分ほどの場所にある 大黒屋。1868年(明治元年)に創業された竹細工と佃煮を製造・販売するお店です。戦前は竹細工がメインで、戦後に松竹昆布等の佃煮製造に力を注がれたそうです。利尻昆布や地場の花山椒・実山椒等を使い、卸売販売をせず店舗販売のみのこだわりの佃煮となっています。

という、大黒屋さんの看板です。看板の横に創業明治元年とありますね。

こちらが入り口です。松茸昆布の大きなノボリと暖簾が。オレンジ色が鮮やかですね。

店舗横のディスプレイです。佃煮、美味しそう…!

店内に入りました。色々な商品が並んでいます。最も気になったのが山椒昆布です。100gで1,100円なので、中々高価ではあります。

という、山椒昆布です。赤いパッケージに入っています。

パッケージの裏側です。松茸・昆布。実山椒・花山椒・ふき・しょう油・水飴で作られています。豪華な原材料…!

パッケージの中身です。品質に問題があればご返送くださいとのこと。実直な態度が素敵ですね。

中身はこんな感じです。角切りの昆布に実山椒が中々良い存在感を出しています。永遠に食べられる。

山椒の美味しさに気がついたのは大人になってからですが、佃煮にしても本当に美味しいですよね。佃煮に入ると、甘味と塩味の中に芯が通って、お酒にもご飯にもとても合うようになると感じています。こういう美味しい佃煮、定期的に食べたいなぁ。

———-大黒屋 基本情報———-
〇創業年 1868年創業 / 明治元年創業
〇営業時間
・8:30-18:30
※不定休
〇住所
兵庫県神戸市北区有馬町1201
(有馬温泉サイト内公式ページ)⇒ 大黒屋 – 有馬温泉

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