およそ400年前に東海道五十三次4番目の程ヶ谷(保土ヶ谷)宿が設置され宿場町として栄えた横浜市保土ケ谷区。横浜市の中央部に位置する、住宅街の多いこの街にも、何軒かの老舗飲食店が残っています。
明治19年創業、保土ヶ谷駅直ぐにある宿場そば 桑名屋
宿場そば 桑名屋という名前のこちらの店舗、名前には色々な由来が詰まっていました。宿場そば、の名前は、お店のある保土ヶ谷が、東海道53次の宿場宿であったことから来ています。そして桑名屋の名前は、創業者の地元である三重県の桑名市(私の地元!)から取られた名前とのこと。なんだ、同郷の方のお店だったのですね(NTV ぶらり途中下車の旅のウェブサイトに記載がありました)。
お店は宿場宿をイメージした、渋い雰囲気のお店です。
メニューのトップにも保土ヶ谷宿のことが書かれています。
このお店、タイトルに書いた通り、なんかおばあちゃんの家に遊びに来たような気持ちになれる、昔ながらの日本家屋がお店になっています。クーラーでなく、扇風機なのも懐かしい気持ちになります。普段あまり飲みませんが、つい瓶ビールを頼みました。
お酒の宛は季節の天ぷらです。
お蕎麦は磯花そばをオーダーしました。5種類の味が楽しめます。
1300円で5種類の味が楽しめるので、相当お得感ありました。
真ん中上から、いくら、わかめ、海苔、三つ葉、山菜の5種類です。
いくらをちょいアップで。蕎麦といくらの組み合わせ、実は初めてだったんですが、凄く合います!
せっかくなので中の風景をもう少し。靴箱がクラシックで、古い温泉街や銭湯に来たような気分になります。
靴箱アップの図。これだけ見るとお蕎麦屋さんには見えないですねw。
扇風機とお店の雰囲気。地べたに座って、実家におもてなしされている感出てます。
逆サイドから1枚。2階も何かあるのかな。
最後に箸袋。不意打ちでちょっと笑いましたw。
宿場そば桑名屋さんは、一言でいうと、少しクセのあるお店で、僕はとっても楽しめたのですが、もしかしたら人を選ぶのかもしれません。食べログのレビューも、そんなに高くないのですよね。
とはいえ、どんな店か分かっていれば楽しいし、名物の雪割そばは、絶対にお得で、僕にとってはとても良いお店でした。
———-宿場そば 桑名屋 基本情報———-
〇創業年 明治19年 / 1886年創業
〇営業時間
(月~金) 11時より10時まで
(土曜日) 11時より10時まで
(日曜、祝日) 11時より10時まで
定休日 : 木曜日
〇住所
神奈川県横浜市保土ヶ谷区岩井町21
(公式サイト)⇒ 桑名屋
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