ぎぼまんじゅうで、”の”の文字の饅頭を買う / 沖縄 那覇市 1900年代初頭創業

沖縄本島南部に位置する沖縄県庁所在地の那覇(なは)市は、那覇空港と那覇港を擁する県の玄関口です。琉球王国首都・首里の時代には、国場川河口の港町として安里川河口の泊(とまり)の港と共に東アジア・東南アジア一帯の中継貿易拠点として古くから栄えました。市名は漁場の意味の“なふぁ”に由来します。代表的な市内観光名所の “世界遺産・琉球王国のグスク及び関連遺産群(全9か所・市内4か所)”の内の首里城は令和元年(2019年)に火災で正殿・北殿・南殿が全焼しました。毎年5月連休に開催の“那覇ハーリー”は多数の観光客を集め、県最大の繁華街・国際通りは多くの人で賑わっています。泡盛・壺屋焼(陶器)などの特産品があり、沖縄そば・ゴーヤチャンプルー・山羊料理・豚肉料理等の昆布も多用される郷土料理やスパム・ポーク玉子・タコライス等の米国風食品・料理の飲食店も多く、市内には老舗の飲食店・食品店も残っています。

1900年代初頭創業、那覇 三大饅頭の一つ ぎぼまんじゅう

ゆいレール 石嶺駅から徒歩6分ほど、那覇空港から車で20~30分程度の場所にある ぎぼまんじゅう。1900年代初頭に創業されたそうで、100年を超える歴史をお持ちです。ぎぼまんじゅうは、那覇 三大饅頭の一つとして数えられるお饅頭を製造している老舗店となります(他の2つは山城饅頭と天妃前饅頭)。

という、ぎぼまんじゅうの外観はこちら。看板の”の”の文字にも意味があるのです。ぎぼまんじゅうさんは店内撮影禁止のため、外観の写真のみとなります。いうことで購入したのがこちら。ぎぼまんじゅう、と商品名で呼ぶ方もいらっしゃれば、のまんじゅう、とか、のーまんじゅう、と呼ぶ方もいらっしゃるそう。 というのも、の、の文字が書いてあるから、のまんじゅうとも呼ばれているそうなんです。ちなみにこの”の”は”のし”の”の”で、お祝い用途に使われるそうです。後ろにうっすらと見えているのは、月桃(げっとう)の葉で、笹の葉に似ているけれど少しスパイシーな香りがします。 中身はあんこで、いわゆる中華まんでいう”あんまん”のような感じです。月桃の葉の香りで、一段高級品になっている感じ。

冒頭に書きましたが、那覇三大饅頭という昔から那覇に伝わるお饅頭が3種類あります。それぞれが100年越えの歴史あるお店ばかり(詳しい歴史が分からないようではありますが)。今回の訪問では、ぎぼまんじゅうさんの訪問のみとなったので、次回は山城饅頭と天妃前饅頭も行きたい。ぎぼまんじゅうも、沖縄らしさが感じられてとっても良かったです。他のお饅頭も黒糖入っていたりと沖縄のルーツを感じられるお饅頭だそうで、いつ行けるか分からないけれど楽しみです。

———きぼまんじゅう 基本情報———-
〇創業年 1900年代初頭創業
〇営業時間
・9:00~16:00又は17:00まで(売り切れ次第閉店)
※日曜日 定休日
〇住所
沖縄県那覇市首里久場川町2-109
(食べログ)⇒ぎぼまんじゅう – 石嶺/和菓子 [食べログ]

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