岐阜県庁所在地の岐阜市は、戦国時代は斎藤道三や織田信長が治める城下町として発展し、江戸時代は幕府直轄領の後に尾張藩領となり商工業の中心地として栄えました。織田信長が稲葉山城下の井ノ口を(中国の周王朝誕生時に鳳凰が舞い降りたとされる岐山と孔子生誕地の曲阜から)岐阜と改名したと伝わるなど地名由来には諸説があります。JR岐阜駅周辺の市街地にはオフィスや商業施設が建ち並び、柳ケ瀬(やながせ)は県最大の繁華街で、市南部は県庁始め行政や商業の拠点となっています。戦国時代から栄えてきた旧岐阜町に当たる市北部には金華山・岐阜城・長良川鵜飼い船乗り込み口などの観光名所があり古い家屋の街並みが残っています。この歴史ある市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が何軒も残っています。
1836年創業、長良川の伏流水と厳選された原材料で、生麩・生湯葉を作り続ける 麩兵
岐阜駅からクルマで10分ほど、伊奈波神社 参道近くにある 麩兵。1836年(天保7年)に創業された生麩・生湯葉の専門店です。時期的に見て尾張徳川家と関係があるのかな、と調べてみたのですが、インターネット上には歴史が出ておらず詳細は不明です(詳しい方、教えて頂けると嬉しいです)。
という麩兵さんの本店がこちら。昔の店舗から移転されたそうで、自社ビルと思われるビルに入居されております。
こちらが正面からのカット。かなり横に広い店舗です。
反射して見づらいですが、ディスプレイはこんな感じ。様々な種類の生麩・湯葉・お豆腐が並んでいました。
流石に生ものを持って帰るのはつらいので、その場で美味しそうなものを買って発送しました。こんな感じの袋に入ってきます。じゃーん、中身はこちら。上の段が左から、胡麻豆腐・よもぎ入り胡麻豆腐・汲み上げゆば・下の段が全て生麩で、左から、あわ麩・よもぎ麩・(失念…)・ごま麩となります。まずは汲み上げゆばから。
中に入っていた醤油系のタレをかけた図がこちら。飲みなれた長良川の水の味だからか、懐かしい味。
こちら胡麻豆腐。イメージしていたものと少し違いましたが美味い。もっちり感が凄くいい!そしてよもぎの胡麻豆腐。よもぎの苦みと胡麻の甘みのバランスが最高。これは酒のつまみ用かなw。
ここからが生麩シリーズです。シンプルに切った胡麻の生麩。先ほどの胡麻豆腐よりも一段ともっちり。美味しいなぁ。生麩を焼いて、生姜で食べたのがこちら。麩の甘みがあぶりだされる感じがあって凄く美味しい。
お出汁で温めたお麩。高級料亭に来たかのような味。めっちゃ美味しい。
最後が揚げ物。唐揚げにすると、外側のカリッと感と、中のもっちり感が物凄くバランスが良く最高に美味しおつまみに。ヘルシーだし、生麩の唐揚げ最高かも。
生麩、そこまで食べた経験がなかったのですが、今回せっかくなので沢山買って色んな調理方法で食べてみました(調理はFoodist Linkのタイガシェフです)。そのまま食べるのも美味しかったのですが、個人的には唐揚げが一番ヒットで、あの食感のバランスと味のバランスは最高だよなぁ、と感じました。また生麩買ってパーティーしたいなぁ。
——–麸兵 基本情報———-
〇創業年 1836年創業 / 天保7年創業
〇営業時間
[月~土] 9:00~17:30
[日] 10:00~17:00
※不定休
〇住所
岐阜県岐阜市米屋町15番地
(公式サイト)⇒ 麩兵|生麩・焼麩・生湯葉・麩まんじゅう専門店自然ダイエット食品
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