塚原麩店の、まんじゅう麩は食感面白くて美味しい! / 青森 八戸 明治初期創業

青森県南部の太平洋に面する八戸(はちのへ)市は、江戸時代は八戸藩八戸城(現・三八城公園)の城下町。中心市街地(中心街)には三日町・八日町等の市が立つ日の名前の町が残っています。JR八戸駅周辺には史跡・神社や美術館・博物館があり、JR本八戸駅は業務・商業の中心地となっています。古くからの温泉・銭湯等も多数存在し、南部煎餅・八戸せんべい汁・いちご煮等の郷土食でも知られ、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店等が複数残っています。

明治初期創業、お麩一筋約150年の 塚原麩店

本八戸駅から車で8分ほど、徒歩20分ほどの場所にある 塚原麩店。詳しい創業年は分からないそうですが、明治初期の創業でだいたい150年ほどの歴史をお持ちだそうです。昔は近辺にお麩屋さんが沢山あったそうですが、今はだいぶ数が減ったと社長の塚原さんからお伺いしました(塚原さんが運営するお麩屋さんだから、塚原麩店なのでしょうね)

という塚原麩店の外観がこちら。会社名は塚原麩店ですが、店舗の看板は塚原やきふ店となっています。

店舗横に工房直売店があります。

店舗に入りました。お麩がズラリ!凄い種類があって迷いますね…。 棒麩とかも美味しそう!が、これは持ち帰るのが中々ハードル高いなw(折ってしまいそう、という意味で)。
お店にいらっしゃった塚原さんに、「この辺で食べる珍しいのだと、まんじゅう麩かな」とご説明頂いたのでまんじゅう麩買ってきました。帽子のような形をしています。

袋の裏側には作り方が。水もしくはぬるま湯にひたして、軽く絞った上で料理に入れて使うのだそう。

ということで、いつも通りFoodist Linkのタイガシェフの元に持ち込みです。こんな感じに春雨と一緒に料理していただきました。こちらまんじゅう麩のアップ。ツルんとした舌触りでとっても美味しい!いいなこのお麩。いくつでも食べらそう!塚原麩店さん、ウェブサイトがなかったのですが、アマゾンで販売されており、気軽に購入可能です。眺めていると欲しくなってくるなぁw。お麩の文化について全然無知なのですが、1836年創業の岐阜の麩兵さんも最高だったし、塚原麩店さんも最高だったので、お麩の地域性や歴史についても勉強したいな、と思い始めました。今年のタスクの一つにしようと思います。

———塚原麩店 基本情報———-
〇創業年  明治初期創業
〇営業時間
・営業時間等不明
〇住所
青森県八戸市鍛冶町55
(Amazon販売ページ)⇒塚原麩店

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