江戸清でブタまん食べ歩き / 神奈川 横浜中華街 1894年創業 (明治27年)

横浜市中区山下町一帯に広がる横浜中華街は、神戸南京町や長崎新地中華街と共に日本の三大中華街の一つ。江戸時代末期に横浜開港と共に外国人居留地が造成されて欧米人等が集まり、中国人貿易商がその一角に関帝廟を中心に学校などを建て、食料品・雑貨・衣料などの商店が並び始め中華街の原型が出来始めました。当初は現存店も含め数軒だった中華料理店も明治33年(1900年)頃以降には一挙に増加し、大正の震災復興後は本格的な中華街として発展を。今は500店以上の飲食店を始め各種店舗を擁する、東アジア最大の中華街となっており、連日多くの来街者で賑わう名所となりました。明治・大正創業の老舗の飲食店や食品店も残っています。

1894年、中華街の食べ歩きブームを作った 江戸清

中華街に複数店舗を構えているブタまんで有名な江戸清さんは、1894年に外国人居留地に作られた精肉店「江戸清」がルーツとなります。長らく周りの中華料理店へ卸売をされていた江戸清さんですが、3代目の方が中国から料理人を招聘し新たな名物を作り上げました。それが中華街の食べ歩きアイテムとして知られることとなる「江戸清のブタまん」となります。

こちらが江戸清さん本店。江戸清さんは本店以外に他に3店舗、中華街内で店舗経営をされています。

もう少し寄り気味のショット。肉が2倍!と歌うだけあって、かなり大きなブタまんです。

ということで買いました、ブタまん。サイズが伝わるか不安ですが、約250グラムとかなりのビッグサイズです。ちなみに関東ではブタまんよりも中華まんのほうがポピュラーな名前ですが、江戸清さんは豚肉屋さんにルーツがあるため、ブタまんと呼ばれているそうです。

こちら中身。あっさり目です。

もう一つ、リーロンまんというのを買いました。何か分からないままですが(ウェブにも説明があまり載っていないw)、中華風の濃い目の味付けで、これはこれで美味しかったです。

今や中華街で当たり前となった食べ歩きですが、その火付け役が江戸清さんと言われています。中華街は美味しいものが沢山あって目移りしがちですが、一度は江戸清さんを試してみてください。ちなみに本当に大きいので、一人で食べると昼ごはん・晩御飯に影響が出かねないことを忘れずにいてくださいw。

———江戸清 基本情報———-
〇創業年 明治27年 / 1894年創業
〇営業時間
[月~金]9:00~20:00
[土・日・祝]9:00~21:00
※定休日 なし
〇住所
神奈川県横浜市中区山下町192
(公式サイト)⇒ ブタまん・肉まん・点心の【江戸清】公式通販|横浜中華街で人気の元祖ブタまん

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