福岡県南部で筑後地方の久留米(くるめ)市は、県人口で第3位の筑紫平野最大の都市で福岡市のベッドタウンともなっています。地名由来には、上古の大陸渡来機織り工人集団“呉部(繰部、くりべ)”居住地説・同集団の呼称“呉姫(くれひめ)・呉女(くれめ)・繰女(くりめ)”転訛説・筑後川蛇行による“くるめく(転く)”転訛説等の諸説があります。江戸時代は有馬氏の久留米藩の中心地でした。ブリヂストン創業地で生産拠点であり、靴等のゴム加工品企業の工場が多く所在しています。久留米絣・久留米籃胎(くるめらんたい)漆器の伝統工芸品で知られ、植木・苗木や巨峰栽培の発祥地とされ、久留米ラーメンは豚骨ラーメンの元祖とされています。久留米焼鳥も名物で人口30万人強の市内には同1万人当たり約8軒と日本一の店舗数の焼鳥屋があり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。
1926年創業、創業以来の名物・素人残月を作り続ける 創菓堂
花畑駅から徒歩5分ほど、久留米駅から車で10分弱の場所にある 創菓堂。1926年(大正15年)に創業された和菓子店で、創業以来作り続けている 素人残月が名物です。その他、栗を入れた栗残月、チョコ入りのチョコ残月等、沢山の残月シリーズを作られています。
という、創菓堂の素人残月をお取り寄せしました。パッケージに創業大正十五年と書かれています。
今回は左から栗残月、令和残月、素人斬月の3種類をお取り寄せしました。 まずは創業以来の名物である素人残月から。
見た目はおまんじゅうっぽいですが、外側の部分は焼き菓子でもっちり食感です。小麦・蜂蜜・卵・水あめ等で作られています。素人、とついているのは手作りで形が異なるから、なのだそう。
で、中にあんこが入っています。素朴な感じで美味しい…!
そしてこちらが栗残月。名前の通り栗入りです。
見た目は素人残月と大きくは変わらないですが、やや大ぶり。栗が入ってますしね。
素人残月、おまんじゅうといえばおまんじゅうですが、焼き上げてあるので、和菓子なんですけど洋菓子のような感覚で美味しかったです。あっさりしたあんドーナツ的な味。オーブンで温めても美味しいそうです。1個60円と安く、日持ちも10日前後あるので、お土産としても使いやすそうですね。
↓楽天で購入できますよ。
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———創菓堂 素人残月 基本情報———-
〇創業年 1926年創業 / 大正15年創業
〇営業時間
・9:00~18:00
※日曜日 定休日
〇住所
福岡県久留米市花畑3-18-3
(公式サイト)⇒ 創菓堂 素人残月