元祖吉野屋の白玉饅頭と玄米白玉饅頭 / 佐賀 佐賀市 1882年創業 (明治15年)

有明海から背振山地までを縦断する県庁所在地の佐賀県佐賀市。戦国時代まで佐賀平野中心部の一農村でしたが、江戸時代に鍋島氏の佐賀藩城下町として、長崎街道の宿場町として発展しました。有明海沿岸は日本一の養殖海苔産地で、食品等の軽工業も盛ん。江戸時代に砂糖が長崎街道経由で豊富に流通(通称シュガーロード)したため製菓業が盛んで、南蛮渡来菓子・丸ぼうろ等の伝統菓子で知られて、市内に老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が残っています。

1882年創業、材木業から始まり白玉饅頭製造を始めた 白玉饅頭元祖吉野屋

ユースピア入口のバス停から徒歩1分、佐賀駅から車で20分弱の場所にある 白玉饅頭元祖吉野屋。1882年(明治15年)に、佐賀市で材木業を営んでいた吉村清兵衛氏が、川上峡名物として白玉饅頭を売り出したことで、その歴史が始まっています。当時の川上峡は避暑地として賑わっており、当地に400年前から伝わっていた逸話を元に作られたのが白玉団子となります。神功皇后の妹・與止旦女(よどひめ)が川上神社に参られた際に献上された離菓子が「この様に白く玉のような子供を授かりたいものだ」と伝わっており、そこから白玉饅頭と名付けられたそうですよ(公式サイトより抜粋)。

という、元祖吉野屋さんの白玉饅頭をお取り寄せ。佐賀川上峡名物と書かれていますね。 今回はレンジでチンして食べました。もちもちの白玉とあんこの組み合わせ、最高ですね。

こちらは創業130周年記念の際に出された玄米白玉饅頭。

こちら袋裏側。蒸し器で温める or 電子レンジで温める or 炊飯器で保温 or 自然解凍と食べ方色々…!

こちらもレンジで。玄米の甘味が伝わってきて、こっちも美味い。

元祖吉野屋さんは、白玉団子を冷凍して発売すること自体で驚きなのですが、その後に130周年の玄米白玉団子、今回は購入できていませんが創業140周年時にはヴィーガン白玉饅頭の発売と、一つの商品を切り口に様々な展開をされているのが素晴らしいです。創業商品をフックに活躍の場を広げる老舗店、素晴らしいですよね。

↓元祖吉野屋の白玉饅頭、玄米白玉饅頭は楽天でお取り寄せできますよ。

 

——- 白玉饅頭元祖吉野屋 基本情報———-
〇創業年 1882年創業 / 明治15年創業
〇営業時間
・8:00~17:00 (日・祝は18:00まで)
※第2・4水曜日、元旦 定休日
〇住所
佐賀県佐賀市大和町大字梅野173
(公式サイト)⇒ 白玉饅頭元祖吉野屋 | 創業明治十五年。今も変わらぬ製法で愛され続けています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です