青森県南部の太平洋に面する八戸(はちのへ)市は、江戸時代は八戸藩八戸城(現・三八城公園)の城下町。中心市街地(中心街)には三日町・八日町等の市が立つ日の名前の町が残っています。JR八戸駅周辺には史跡・神社や美術館・博物館があり、JR本八戸駅は業務・商業の中心地となっています。古くからの温泉・銭湯等も多数存在し、南部煎餅・八戸せんべい汁・いちご煮等の郷土食でも知られ、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店等が複数残っています。
1892年創業、八戸駅と共に歴史を歩んだ駅弁店 吉田屋
八戸駅から徒歩2分の場所にある 吉田屋。1892年(明治25年)、東北本線開通の翌年に、函館出身の創業者が握り飯と沢庵だけのシンプルなお弁当を立ち売りし始めたことでその歴史が始まりました。社長のお名前が吉田さんなので、屋号は創業家のお名前からきているのでしょうか。
という吉田屋さんの店舗外観がこちら。 正面からみるとこんな感じです。17時半閉店、ギリギリ間に合いませんでした、残念…。 吉田屋さんのお弁当は八戸駅構内でも購入可能です。ですので、今回は駅で購入。購入は人気No.1の札がかかっている、吉田屋さんといえばの「八戸小唄寿司」です。
こちらが購入した八戸小唄寿司。名物駅弁と自ら名乗れるレベルの有名商品。
開けるとこんな感じで、三味線のバチが付いてます。これをヘラとして使って食べるのです。 こちらが中身の図。八戸のブランド鯖 八戸前沖さばと、紅鮭の押し寿司です。二大大好きお寿司が入っています。最高ですね。
駅弁ってなんでこんな美味いのですかね。この日晩御飯を食べた後の2回目の晩御飯だったのですが、ぺろりと美味しく頂けました。鯖と紅鮭の両方を押し寿司にするとか、考えた人は天才に違いない。また食べたいなぁ。
——— 吉田屋 基本情報———-
〇創業年 1892年創業 / 明治25年創業
〇営業時間
・8:30~17:30
※無休
〇住所
青森県八戸市一番町1丁目2-1
(公式サイト)⇒吉田屋の駅弁 大間のマグロ 青森県八戸市 八戸駅