彌右衛門の越前塩を使った塩のり / 福井 福井市 1862年創業 (文久2年)

福井県庁所在地の福井市は県北部の越前地方(旧越前国、嶺北:れいほく)の中核都市です。江戸時代は親藩統治の福井藩の大城下町として栄え、1624年(寛永元年)に第三代藩主の松平忠昌が旧称“北の庄”が敗北に通じるとして戦国時代の武将柴田勝家以来の北ノ庄城を福居城と改称し、元禄後期に福井と表記されるようになりました。水仙で知られる越前岬・桜の名所の足羽川(あすわがわ)・一乗谷朝倉氏遺跡・福井城趾(現県庁)・北ノ庄城跡等の名所旧跡があります。繊維産業が発達し近年は化学産業も盛んで、越前和蝋燭・絵蝋燭等の伝統工芸品や越前蟹・越前おろし蕎麦・羽二重餅・冬の水羊羹等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

1862年創業、乾物商として創業した 彌右衛門 (やうえもん)

上呉服町のバス停から徒歩1分ほど、福井駅から徒歩17分ほどの場所にある 彌右衛門。寛文年間(1661~1672)の頃から綿屋彌右衛門氏は商人をしていたとされ、1862年(文久2年)に福井市内松本地方(まつもとじかた)にて あぼしや という屋号で乾物商を営み、その後現在本店を置く 京町(照手)に移られています。現在は海苔を中心として、鰹節・椎茸・昆布等の各種乾物やお茶等を扱われています。

という、彌右衛門さんの外観です。お伺いしたのがちょうど新海苔のシーズンでした。

店内に入ります。海苔がずらりと並んでいます。

持ち運びやすい卓上タイプの海苔がこちら。左から塩のり、味のり、焼海苔、焼ばらのりと並んでいます。

海苔の写真ばかり撮ってますが、お茶や乾物も置いてありましたよ。この写真にちょっとだけ写っています。

ということで、塩のりです。越前塩使用とあります。

パッケージ横側。ごはんに良く合う塩(越前塩)を口どけ良い有明海産の海苔に合わせています。

原材料は、乾のり・植物油・塩のみ!

塩味だけの海苔ってあんまり見かけないのですが、味付けのりよりさっぱりしているし、ご飯との相性がめちゃくちゃ良いので見つけると買ってしまいます。美味しい塩むすびが簡単にできる、みたいな海苔で便利なんです。ほんと美味しいので彌右衛門には、塩のり出し続けてもらいたいなぁ。

——-彌右衛門 (やうえもん) 基本情報———-
〇創業年 1862年創業  /  文久2年創業
〇営業時間
・9:00~18:00
※日曜日 定休日
〇住所
福井県福井市照手1-5-1
(公式サイト)⇒ 海苔、佃煮海苔、味付海苔の贈答ショップ | 彌右衛門

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