山内本店 梅屋のまぼろしの味噌使用もつ煮・九州しょうゆ / 熊本 菊池郡菊陽町 1751年創業 (宝暦元年)

熊本県中部~中北部の菊池郡は、1879年(明治12年)の行政区画郡発足時には後の菊池市大部分・山鹿市一部も含んでいましたが、現在は大津町・菊陽(きくよう)町の2町が属しています。7世紀後半に築かれた鞠智(くくち)城や平安期の文献の久々知(くくち)表記から転訛して“きくち”となったとされ、“くくち”の意味には潜地・含地(柵に囲まれた地)等の諸説あります。県中部の菊陽町は、1896年(明治29年)に菊池郡に編入された旧合志郡3村が1955年(昭和30年)に合併した菊陽村が、1969年(昭和44年)に町となり、1991年(平成3年)の同郡大津町との境界変更で現町域となりました。町名は菊池郡南方に位置し、陽光輝き前途洋々の意味で命名されました。絆創膏製造では国内最大手の阿蘇製薬が立地し、様々な農畜産物が生産され、菊陽人参(熊本長人参)・醤油・味噌・食酢等の特産品があります。郡内には老舗の和菓子店・醸造所(醤油・味噌・食酢)などが残っています。

1751年創業 、現代の名工・永田富浩氏の味を守る 山内本店 梅屋

三里木駅から徒歩14分ほど、熊本駅から車で40分前後の場所にある 山内本店 梅屋。1751年(宝暦元年)に、熊本市新町にて梅屋定七氏が創業した味噌・醤油製造蔵となります。さらに古い歴史があるそうですが、火災で焼失してしまったため、確認ができるこの年を創業年とされているそうです。その後明治期に4代目・夘七郎氏が山内姓を名乗り、1927年(昭和2年)に山内本店が設立されています。現在本社を置く菊池郡菊陽町には、1970(昭和45年)に新工場を作り、1973年(昭和48年)から本社機能を移転されております。長い歴史の中で昭和天皇への醤油献上や、味噌づくりをしていた永田富浩氏が現代の名工・フードマイスター・黄綬褒章等の表彰を受けられています。永田富浩氏が関わったお味噌は”まぼろしの味噌”として、様々なコラボ商品も発売されていますよね。

という、山内本店さんの九州しょうゆを購入しました。くまもんのイラストが可愛い。

パッケージ裏側です。九州のお醤油なので甘味入りです。

出してみました、ほど良い甘さと旨味があって良いです。

こちらは、日本ハムさんから発売されているレンチンで出来上がるもつ煮です。永田富浩伝承のまぼろしの味噌使用とあります。

パッケージ裏側です。レンジで1分ちょっとで出来ちゃいます。

出来上がりの図です。ちょっと甘めの味噌がとても良い。もつ以外何も入れないハードコアタイプなので、野菜とか一緒に煮込んでも美味しそうだなぁって思いました。

まぼろしの味噌はここ数年で沢山商品を見るようになりました。まだこちらのもつ煮しか食べられていないのですが、甘めでコクがあってとても美味しかったので、他のコラボ商品も食べてみたいです。また、九州しょうゆのほうは甘味があってお魚と合いそうでした。どちらもまた食べたい!

——–山内本店 梅屋 基本情報———-
〇創業年 1751年創業 / 宝暦元年創業
〇営業時間
・9:00-17:00
※土日 定休日
〇住所
熊本県菊池郡菊陽町原水5548
(公式サイト)⇒梅屋 株式会社山内本店 まぼろしの味噌

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