【20年1月末で休業】や満登の彩二段重には、和食の美味しさが詰まってる / 東京 八重洲 1902年創業 (明治35年)

※八重洲の再開発に伴い、2020年1月末で休業し再開は2022年春頃とのことです。

中央区八重洲は、日本に漂着して後に徳川家康の通訳等で活躍したオランダ人ヤン・ヨーステン(和名・耶楊子)の屋敷があったことに因んだ地名。戦災復興の中で東京駅の八重洲口ができて、駅ビルや大地下街が誕生、平成以降は再開発も進み、日本橋に繋がるビジネス街となっています。この地には、江戸時代から半世紀前位までは檜物町・上槙町などの泉鏡花の小説「日本橋」の舞台として知られる由緒ある日本橋花柳界があり、その名残で今も老舗の飲食店などが残っています。

1902年創業、トロの刺身を初めて出した や満登(やまと)

東京駅八重洲口から徒歩2分ほど、日本橋駅から徒歩5分ほどの場所にある や満登(やまと)。1902年(明治35年)に国太郎氏によって創業された同店は、日本橋花柳界を代表する店舗の一つであり、新派の芝居になった泉鏡花の小説”日本橋”の台詞にも、

や満登さんでお座敷よ

と、登場しています。ちなみにや満登(やまと)さんには、三代目のご主人は日本で初めてテレビに出演した料理人であったり、初代国太郎氏はトロを始めて刺身で提供したり、と様々な逸話を持つお店です。

という、や八登さんの看板がこちら。明治35年創業と書いてありますね。

入り口はこんな感じ。和モダン!って感じでカッコよい!

内装も和モダンですごくカッコよかった!

こちらがランチメニューです。夜のコースは8000円~、ですが、ランチメニューはリーズナブルです。

今回は限定20食のや満登 彩二段重をオーダー。ご飯は白米か雑穀米を選べたので雑穀をチョイス。

二段重部分をアップで。里いもを炊き合わせが柚子の香りがしっかり乗っててすごく美味しかった!イカのウニ和えも最高で。

もう一つのお重をアップ。天ぷら、チキン、お刺身など。全部ちょうど良い味付けですんごく美味しかった!これで2000円なら満足度超高い!

や満登さん、上述した通り八重洲再開発の影響で、2020年1月末で休業、再開は2022年春頃と長いお休みにはいられます。もう残り僅かな期間となっておりますので、名残惜しい方は早めにお伺いされるのが良いかと。
私は堪能できましたので、2022年の再開後に夜のコースにお伺いしたいなぁと思っています。

——-や満登 基本情報———-
〇創業年 1902年創業 / 明治35年創業
〇営業時間
11:00~14:00(L.O.13:30)
17:00~22:00(L.O.21:30)
※土・日・祝 定休日
〇住所
東京都中央区八重洲1-7-4 矢満登ビルB
(公式サイト)⇒ 東京・八重洲 割烹/小料理 や満登

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です