山一蒲鉾店の、ビックリするぐらい大きな揚玉 / 神奈川 小田原 1925年創業 (大正14年)

戦国時代の後北条氏や江戸時代の小田原藩の城下町として栄え、およそ400年前に東海道五十三次中で最大の規模であった9番目の小田原宿が設けられて賑わった神奈川県小田原市。古名の「小由留木」(こゆるぎ、「淘陵」とも表記)の草書体を読み間違えた説や、原野を開墾して小田となったとの由来説があります。西湘地域の核であり永らく箱根観光の拠点でもあって、豊かな自然の中で海山の産物に恵まれ、蒲鉾や梅干などの特産品で全国に知られており、各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

1925年創業、NHK等にも紹介された大きな揚玉が有名な 山一蒲鉾店

小田原には様々な名物がありますが、最も知名度が高いものの一つが「蒲鉾」。明治時代には組合を作り、「小田原蒲鉾」として商標も取得され、その価値とブランドを守り続けていらっしゃいます。

そんな小田原には、「かまぼこ通り」という、蒲鉾屋さんが並んでいる街道があり、今回は通りの端にある山一蒲鉾店さんへお伺いしました。小田原駅から徒歩15分程度と、少し歩く場所1368年創業 ういろう元祖のういろう屋さんのお隣にあります。山一蒲鉾店さんはウェブにあまり情報が出ていないのですが、大正14年創業とのことです。

こちらが店舗外観。テレビに出ました!を結構アピールされています。 看板にも、テレビで放送 大きな揚玉を大きくアピール! ディスプレイを撮ったのですが、反射して全然見えないですね…。お目当ての大きな蒲鉾は左下にあります。 この大きな揚玉ですが、「第1回小田原かまぼこプロレス 食べたいかまぼこ決定戦」で、栄えある1位を獲得したそうですよ。 NHKあさいちに出演された際の写真も飾られていました。
ということで買ってきました。大きさが伝わりづらいですね…。 近くにあったゼリーと比べてみました。そう、この大きな揚玉、かなりデカいですw。 少し別カット。ゼリーの10倍以上の大きさですw。
2つに切った図がこちら。キャベツとマヨネーズが練り込んであります。切り分けて食べてみると、構成要素が似ているからか、お好み焼きっぽい味。これ美味しいなぁ。この揚玉、本当に大きかったので1日で食べきるのは難しい量で、3日間ほどかけて食べました。味濃い目なのでそのままオカズにもなるし、お酒のアテにもなるからかなり良いかも。とはいえあまり日持ちしないうえ、量が多いので「今週食べるぞ!」とか「ちょうどホームパーティーだ」みたいな、購入シーンがやや限定されるなぁという印象。個人的には好みの味なので小さいサイズも販売して欲しいなぁ(大きいというアイデンティを無くしちゃうのであれですがw)。

———山一蒲鉾店  基本情報———-
〇創業年 1925年創業 / 大正14年創業
〇営業時間
6:00〜18:00
※不明
〇住所
神奈川県小田原市本町1-13-15
(小田原市地場産業振興協議会サイト)⇒(有)山一かまぼこ店 | 店鋪一覧 | 小田原市地場産業振興協議会

 

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