鳥取県中央部の東伯(とうはく)郡は、旧・伯耆国(ほうきのくに)の東部の意味の郡名で、1896年(明治29年)の行政区画郡発足時には後の倉吉市・西伯郡大山町一部も含んでいましたが、現在は三朝(みささ)町・湯梨浜(ゆりはま)町・琴浦(ことうら)町・北栄(ほくえい)町の4町が属していて、江戸時代は鳥取藩領でした。日本海に面して北条砂丘がある北栄町は2005年(平成17年)に北条町・大栄町合併で発足し、旧町から一字ずつで命名され、豪雪地帯に指定されています。漫画“名探偵コナン”作者の青山剛昌氏出身地で、町内にコナン駅(由良駅愛称)・コナン通り・コナン大橋・青山剛昌ふるさと館等があり、住民票にはコナンの透かしが入っています。大栄西瓜・葡萄・砂丘長芋(ねばりっこ)・砂丘里芋・らっきょう・浜防風・北条ワイン・牛骨ラーメン等の特産品・名物があります。郡内には老舗の飲食店・和菓子店・酒蔵・旅館などが残っています。
1865年創業、秀峰大山の湧き水で酒造りを行う 梅津酒造
大谷西口のバス停から徒歩5分ほど、倉吉駅から車で20分前後の場所にある 梅津酒造。1865年(慶応元年)に、初代となる平蔵氏が、現在本社を置く東伯郡北栄町で酒造りを始めたことが創業です。この地は、鳥取の秀峰・大山(だいせん)の湧水等、酒造りに適した場所だったとのことです。梅津酒造さんは代々、地元に密着した酒造りを行い、それぞれの時代の御当主が新しいお酒を開発・発売されています。
という、梅津酒造さんの日本酒仕込みの梅酒・野花(のきょう)を購入しました。こちらは5代目のご主人が考え出したもの。野花とは、鳥取の地名でこの地でだけ生産される梅・野花豊後に出会い生産を決めたそうです。
こちらがボトルのアップです。日本酒仕込っていうのが良いですね。
ボトルにぶら下がっていたタグには、野花の説明が。
タグの内側はお酒の説明です。梅を2年以上日本酒に漬けて造っています。
続きです。少し冷やす or 氷を入れてロックで。もしくは温めてやお湯割りも。
今回はロックで頂きました。
日本酒仕込みの梅酒は、あまり飲んだことがないのですが、爽やかな酸味と甘味&旨味のバランスがよく、食前酒から食中酒まで色々なシーンで使えそうな味でした。一口口に含んだ時の、香りの膨らみがとても素敵です。野花、また飲みたいかも!
↓梅津酒造さんの野花は、楽天でも購入できますよ。
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——–梅津酒造 基本情報———-
〇創業年 1865年創業 / 慶応元年創業
〇営業時間
・9:00~17:00
※土曜・日曜 定休日
〇住所
鳥取県東伯郡北栄町大谷1350番地
(公式ページ)⇒梅津酒造/鳥取のおいしいお酒_日本酒、焼酎、梅酒/お酒は米と米麹だけ/