川崎市最北端の多摩区は、区内にJR南武線・武蔵野線や京王電鉄・小田急電鉄の駅が多数設置されていて都心・新宿・渋谷等への交通至便な地域。教育機関が多く存在し、生田地区には明治・専修・日本女子の大学キャンパスが立地していて、登戸・向ヶ丘遊園・生田・稲田堤周辺はメディア露出も頻繁なB級グルメ店群を始め飲食店も多い学生街・繁華街として賑わっています。東京都稲城市にかけては大型レジャーランドのよみうりランドがあり、川崎市宮前区にかけては市民の憩いの場である生田緑地が広がっています。多摩川梨(旧称・稲城梨)で知られており、多摩川流域発祥の長十郎主体から今は幸水・豊水・新高・多摩等の多品種を生産しています。各種野菜の生産・路上販売も盛んで近年は“のらぼう（野良坊）菜”が新名産品となってきています。この区内にも老舗の飲食店・食品店が残っています。

1885年創業、当時からの看板メニュー酒饅頭で有名な 御菓子司 寿々木

小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩7分ほどの場所にある 御菓子司 寿々木。住宅街の裏手にある、知る人ぞ知る名店、といった感じの和菓子店です。1885年（明治18年）に創業された100年を超える歴史を持つ老舗店となります。

という御菓子司 寿々木さんの外観。昔ながら感があって大変良い。

店内に入りました。色んなお菓子が並んでいます。 どら焼きとかも美味そう…！ 贈答用のコーナーも。箱がしっかりしてますね。

店頭の方に「オススメは？」と聞いてみたところ、今の季節（3月に伺ってます）だと草餅かな、とのことだったので草餅をチョイス。プラスで、店頭に大きなノボリで飾られていた酒饅頭を購入しました。 で、酒饅頭と草餅がこちら。 酒饅頭アップの図。酒饅頭は、明治から継ぎ足した米麹を使って作られている定番メニューだそう。ほんのりお酒が香る美味しいお饅頭でした。

酒饅頭も草餅も、昔ながらの実直な味がしてとっても美味しかったです。酒饅頭が130円、草餅が120円とリーズナブルな価格も嬉しい。ちょっとした用途にも使えそうな上品な味だけれど、この価格なら日常的に使いたいなぁ（＝つまり家の近くにあると助かるｗ）。

———御菓子司 寿々木 基本情報———-
〇創業年　1885年創業 / 明治18年創業
〇営業時間
・10:00～18:00
※火曜日 定休日
〇住所
神奈川県川崎市多摩区枡形3-1-13
（公式サイト）⇒ 御菓子司 寿々木(明治創業/川崎市/ 向ヶ丘遊園/手作り/季節のお菓子/まごころこめて)