寿美屋の、山芋そば・野良坊そうめん・五日市うどん / 東京 あきる野市 1868年創業 (明治元年)

東京都多摩地域西部の“あきる野市”は、JR五日市線沿線(東秋留・秋川・武蔵引田・武蔵増戸・武蔵五日市駅)で、秋川渓谷・養沢等の鍾乳洞などの行楽地が賑わう自然豊かな地です。1995年(平成7年)に秋川市と五日市町とが合併して発足した際に、古来の地名“秋留(郡)”や古社“阿伎留神社”(旧五日市町)に因んだ市名となり、旧秋川市側の秋留と旧五日市町側の阿伎留との主張を調整してひらがな表記となりました。のらぼう菜(アブラナ科江戸野菜、東京西多摩地方・埼玉県一部地域等で栽培)・秋川とうもろこし・秋川牛・麺類・都内唯一醸造の醤油(キッコーゴ)・清酒等の特産品があり、だんべぇ汁(従来のだんご汁を根菜・のらぼう菜・すいとん等でアレンジ)・おやき(小豆粒餡・葱味噌)の郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店・醸造所などが残っています。

1868年創業、炭問屋として始まり製麺業へと転じた 寿美屋 (すみや)

武蔵五日市駅から徒歩8分ほど、立川駅から車で40分前後の場所にある 寿美屋。江戸時代から炭問屋を営んでいた同社は、片手間でそうめんづくりを始め、1868年(明治初年)に製麺業を立ち上げられたのが始まりです。寿美屋というお名前は、もともと炭問屋だった、という歴史があるからでしょうか。現在はそば・うどん・そうめん・中華麺から、それぞれに様々な素材を練り込んだ麺まで幅広い商品展開をされています。

という、寿美屋さんから、山芋そば、野良坊(のらぼう)そうめん、五日市うどんをお取り寄せしました。

まずは山芋そばから。

茹で上がりの図です。美しい白っぽいお蕎麦で、山芋が入っている分あっさりしていました。

そして、野良坊そうめんです。あきる野で採れる野良坊が練り込まれています。あぶらなを改良してできた野菜だそうで、年貢を取り立てにきた代官に「野良にいぼーっと生えてる役に立たない草」と言ったのが由来等ある野菜です。

出来上がりの図です。結構緑色していますが、味はとくなく普通の素麺です。

今回購入した3品以外にも、よもぎや梅を練り込んだ麺(うどん、そば、そうめん)や、乾麺だけでなく生麺タイプもあって、かなりチョイスに悩みました。お昼だけは店舗営業もされているそうなので、食べにも行ってみたいなぁ。お取り寄せは、公式サイトから出来ますよ。

——-寿美屋 基本情報———-
〇創業年 1868年創業 / 明治元年創業
〇営業時間
売店
・9:00-18:30
お食事どころ
・11:00-14:30 (土日は15:30まで)
※水曜日 定休日
〇住所
東京都あきる野市五日市64
(公式サイト)⇒ そば うどん ラーメン通販 製麺業150年の老舗 寿美屋

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です