惣八 藤澤菓子店の山代名物 六方焼き / 石川 加賀 文政年間(1820年頃)創業

石川県加賀市は、県南西部に位置して福井県と接しています。江戸時代は加賀藩から分藩して大聖寺(たいしょうじ)藩7万石(のちに10万石)の城下町として栄えました。山中・山代・片山津の3温泉地が加賀温泉郷(小松市の粟津を含む)の中心地として多くの観光客を集めています。隣接の福井県敦賀市に至る越前加賀海岸・大聖寺城址・県九谷焼美術館・北前船の里資料館(橋立町)等の観光名所も多く、市内には複数の和菓子店などが残っています。

文政年間(1820年頃)創業、山代名物 六方焼きで知られる 惣八 藤澤菓子店

山代温泉総湯からすぐそばにある惣八 藤澤菓子店さん。文政年間(1820年)に、初代で店名でもある惣八さんが立ち上げられたお店だそう。山代名物の六方焼きを販売されているお店です。

こちらが店舗外観。最近リニューアルされたそうで、焼いている姿を見ることが出来るお店です。

和菓子はいくつか販売されていましたが、惣八といえば六方焼きです。見えづらいかもですが、ディスプレイ一番左にあります。

こちらが作られている姿。生地の中に餡子を入れて、真四角の形に整えて焼かれていました。

こちらがその六方焼き。生地の六面を焼き上げることから、この名前になったのだとか。

外の生地は小麦粉と卵、そして中に餡子が入っているお菓子です。凄くざっくり書くなら、焼き立てのあんぱんのような味。当然美味い。

店舗内には、お店の説明が書かれた紙もおかれていました。今は6代目の方が運営されているそうですよ。

山代温泉に伺うのは初めてだったのですが、歴史ある温泉街だけあって、とても雰囲気のあるお店が多く、老舗好きとしてはかなりテンションの上がる街並みでした。現状このサイトでは、宿は対象にしていないのですが、老舗宿も行きたくなってしまうぐらい魅力的で…。とはいえ、老舗温泉街には老舗飲食店も多いことがわかったので、今年は温泉街もいくつか訪ねてみようと思います。

——–惣八 藤澤菓子店 基本情報———-
〇創業年 文政年間(1820年頃)創業
〇営業時間
8:00~19:00
※水曜日 定休日
〇住所
石川県加賀市山代温泉万松園通14
(山代温泉公式サイト)⇒ 六方焼 惣八 – 観光情報|山代温泉観光協会

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