白金酒造の焼酎ハイボール13と白金乃露 / 鹿児島 姶良市 1869年創業 (明治2年)

鹿児島県本土中央部で鹿児島湾(錦江湾)奥側の姶良(あいら)市は、江戸時代は薩摩藩領(一門家私領含む)で、2010年(平成22年)に姶良郡加治木(かじき)町・姶良町・蒲生(かもう)町の合併で発足し、南部平野地帯は鹿児島市のベッドタウンにもなっています。1879年(明治12年)発足の姶良(あいら)郡は、かつては桑原郡から西部が独立した帖佐郡が改称された始良(しら)郡であり、姶良市の東南地域(鹿屋市周辺)を称した古代成立の大隅国の姶羅(あいら)郡と混同された名称となって1971年(明治4年)に姶良(あいら)と統一表記され、後の町名・市名に踏襲されました。帖佐人形(粘土素焼色付け)・蒲生和紙・龍門司焼(陶器)等の伝統品や温州蜜柑・筍・煙草葉・ねじめ枇杷茶・蒲生紅茶・鮎・養殖はまち・漬物・銘菓(加治木まんじゅう・和尚さん饅頭等)・芋焼酎等の特産品・名物があり、市内には老舗の和菓子店・和洋菓子店・醸造所(焼酎)などが残っています。

1869年創業、西郷隆盛も立ち寄った焼酎蔵 白金酒造 (しろかねしゅぞう)

重富駅から徒歩4分ほど、鹿児島中央駅から車で35分前後の場所にある 白金酒造。1869年(明治2年)に川田和助氏が川田醸造店を創業したことが始まりです。良質なさつま芋で造った和助焼酎の愛称で親しまれ、西郷隆盛も蔵を訪れたのだとか。西南戦争の際には、蔵の焼酎を全て買い上げたというエピソードも残っているそうです。

という、白金酒造さんの外観です。こちらが本社で道路向かいにミュージアム兼直営ショップがあります。

という向かい側です。登録有形文化財でもある石蔵ミュージアムがあります。

ミュージアム自体は予約制で入れなかったので、今回はショップだけお伺いしました。

というショップの入り口です。

店内には迷うぐらい沢山の焼酎がありました。

数ありすぎで悩んだため、お店の人に定番と最近のお勧めを聞きました。こちらが最近のお勧め13で、樽熟成をしソーダ割りにして飲む焼酎ハイボール用のお酒とのことでした(買った写真撮り忘れたので瓶だけで…)。

そして定番でお勧めされたのが、白金乃露です。大正元年からの商品で、鹿児島の繁華街・天文館で、「白金乃露のある店は繁盛する」とまで言わた鹿児島を代表する焼酎の1つだそうです。

ボトル裏側です。さつま芋で造る芋焼酎ですね。

13は鹿児島市内の居酒屋でも飲んだのですが、芋のちょっとしたクセがハイボールにとてもよくあって美味しかったです。焼酎ハイボール自体をはじめて飲みましたが、一般化しそうなぐらい良かったです。また飲みたい。美味しい芋焼酎を飲むと、家に常備したくなっちゃいますね。

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———白金酒造株式会社 基本情報———-
〇創業年 1869年創業 / 明治2年創業
〇営業時間
・10:00-17:00
※水曜日・年末年始・お盆 定休日
〇住所
鹿児島県姶良市脇元1933
(公式サイト)⇒ 創業明治弐年白金酒造株式会社

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