石川県加賀市は、県南西部に位置して福井県と接しています。江戸時代は加賀藩から分藩して大聖寺(たいしょうじ)藩7万石(のちに10万石)の城下町として栄えました。山中・山代・片山津の3温泉地が加賀温泉郷(小松市の粟津を含む)の中心地として多くの観光客を集めています。隣接の福井県敦賀市に至る越前加賀海岸・大聖寺城址・県九谷焼美術館・北前船の里資料館(橋立町)等の観光名所も多く、市内には複数の和菓子店などが残っています。
1900年創業、インスタ映えお菓子 やましろ五彩を販売する 御菓子処しもつね
山代温泉総湯からすぐそばにある、御菓子処しもつね。1900年(明治33年)創業のこのお店は、現在4代目と、5代目の方で運営されています。ご主人が下さんというお名前ですので、しもつねという店名は創業者の方のお名前を取って、なのかもしれません。
こちら店舗外観。日本家屋の1Fがお店、といった感じ。
少し遅い時間にお伺いだったので、烏のゆかり、菖蒲のゆかり、といった人気商品は売り切れになっていました、残念。しもつねさんのお店で、一際目立っていたのが、こちらの「やましろ五彩」というお菓子。
古総湯のステンドグラスを模して作ったそう。写真と比較すると分かりやすいですが、色も形もソックリですね。
購入した「やましろ五彩」がこちら。今回は小さめのパッケージ、410円を購入しました。 蓋をとるとこんな感じ。これ、色可愛すぎませんか?見てるだけで、気持ちがあがるお菓子です。やましろ五彩は、寒天を固めたお菓子なんですが、それぞれに少し違う味がついていました。ミント系が多いかな。こちらは5代目となる現在4代目のご主人の娘さんが開発されたお菓子だそうですよ。若い感性を活かしたお菓子って感じですよね。他の商品もそうですが、しもつねさんは、アイデアでお菓子の可能性を引き出しているお店。次回は別の商品も試してみたいです。
——–御菓子処 しもつね 基本情報———-
〇創業年 1900年創業 / 明治33年創業
〇営業時間
8:00〜19:30
※火曜日 定休日
〇住所
石川県加賀市山代温泉温泉通13
(山代温泉観光協会サイト)⇒ 御菓子処 しもつね – 観光情報|山代温泉観光協会