石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として繁栄。金沢の地名は、芋掘り藤五郎が山芋洗いの際に砂金が出た“金洗いの沢”(“金城霊澤”、兼六園内の金沢神社隣の泉)に由来するとされています。加賀野菜・鰤・ズワイガニ(雌は香箱ガニ)・清酒等の県特産食品を始め、治部煮・かぶら寿司・ごり料理・笹寿司・金沢おでん等の加賀料理・郷土食や各種和菓子等の食・菓子文化も豊かで、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。
1875年創業、かぶら寿しを今に伝える 四十萬谷本舗 (しじまやほんぽ)
沼田町のバス停から徒歩3分ほど、金沢駅から車で15分前後の場所にある 四十萬谷本舗。1875年(明治8年)に創業された、かぶら寿しを中心とした発酵食品を製造・販売する企業です。かぶら寿しはいわゆる熟れ寿しの一種で、カブとブリを米麹で発酵させた食べ物となります。
という、四十萬谷本舗さんの金城かぶら寿し夏糀を購入しました。
パッケージ裏側です。国産のかぶら・ぶり・にんじんを米麹に漬けています。
パッケージの上部です。今回の商品は、夏向けの糀を使用したまろやかな甘みとすっきりした味わいが特徴だそうです。
こちら取り出して切り分けた図です。間に鰤が入っています。
かぶら寿し、発酵食品特有の酸味がありつつも、まろやかでおいしく頂きました。お酒、特に日本酒との相性の良さを感じました。食べ慣れていないと癖も感じるかもしれませんが、食べると懐かしく厳かな気分になれます。不思議な食べ物だなぁ。
↓四十萬谷本舗さんのかぶら寿しは、楽天でもお取り寄せ出来ますよ。
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———四十萬谷本舗 – しじまやほんぽ 基本情報———-
〇創業年 1875年創業 / 明治8年創業
〇営業時間
・9:00-18:00
※第一水曜日 定休日
〇住所
石川県金沢市弥生1丁目17-28
(公式サイト)⇒ かぶら寿司や金沢の伝統発酵食品、四十萬谷本舗 – しじまやほんぽ