繁乃鮨のおまかせランチで、寿司の素晴らしさを再確認する / 東京 日本橋 明治初期創業(鮨屋としては昭和から)

江戸時代に京都・大阪などから大店が進出して江戸を代表する大商業地の一つとして発展してきた日本橋本町。多数の薬問屋があった名残で製薬会社の本・支店も多く、著名な飲食店・和菓子店・食品店などが数多く軒を連ねている東京の代表的な老舗の聖地です。

明治初期創業の宮内庁御用達 魚屋・高根屋をルーツに持つ 繁乃鮨

三越前駅から徒歩3分の場所にある 繁乃鮨。明治初期に創業された、宮内庁御用達の魚屋「高根屋」が昭和初期に立ち上げられたお寿司屋さんです。高根屋さんは既に廃業されておりますが、繁乃鮨が今でも毎日の神事の魚を宮内庁へ届けられているそう。め、名店すぎて緊張してきますね…。
※繁乃鮨さんの創業年は昭和24年、26年、またウェブサイトの昭和初期と創業年に揺れがあります。このサイトではオフィシャルサイトの昭和初期をメインに記載しています。

という繁乃鮨さんの外観がこちら。

こちら正面からの図。き、緊張しますね…。立っていた看板には夜のお献立と書かれていました。にぎり おまかせが4000円~なので、夜も案外リーズナブル。
店内に入りました。カウンターに座ります。メニューはこんな感じ。お昼はリーズナブルに食べられます!
が、この日はお友達のお祝いだったので奮発して”おまかせにぎり”をオーダー。まずはマグロからスタート。期待値があがる!

続いてイカ。ムチっとした感じが旨い。良いイカに共通している、ムチムチしているのに、歯切れが良い感じって不思議ですよね。

ネタを失念も、美味しかった記憶だけはあるw。光物はあんまり、という友達が美味しい、と食べていたのが印象的。

ウニ、甘くって溶けてなくなるw。
白身(失念)。熟成具合がよくって、ねっとり美味い。ラストに近づいてきました。大トロがやってきます。とろける美味しさ!

穴子は、煮穴子を軽く炙ったような食感でした。美しい…。
卵を挟んで…、 巻物でフィニッシュ。鉄火巻きとカッパ巻きのコントラスト、美しすぎでしょう!

お腹の具合を聞かれ、「もう2貫ほど」と答え、1貫は子持ち昆布を頂きました。カウンターのお寿司屋さんで子持ち昆布なんて初めてな気がするけれど、普段食べているのと違い過ぎて悶絶した。美味しすぎる…。

ラストはお薦めされた生トリガイ。生はゆでたものよりあっさり目な気はするけれど、磯の香が楽しめて大好き。この絵も美しいな…。宮内庁御用達の、と聞いていたので、結構緊張しながら伺ったのですが、お値段も場所とクオリティを考えればリーズナブルだし、大将も優しく、とっても素敵なお店でした。夜も戦えそうなお値段なので、何か良いことがあった時に行ってみたいと思います。美味しいお寿司は正義!

——-繁乃鮨 基本情報———-
〇創業年 明治初期 魚問屋として創業 (昭和初期より鮨屋)
〇営業時間
・[昼]11:00~13:30
・[夜]17:00~21:00)
※土・日・祝 定休日
〇住所
東京都中央区日本橋本町1-4-13 高根屋ビル
(公式サイト)⇒ 繁乃鮨 日本橋

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