柴舟小出の、草の舟・雪の舟・花の舟 / 石川 金沢市 1917年創業 (大正6年)

石川県庁所在地の金沢市は、江戸時代は加賀・能登・越中の三国を治めた加賀藩(102万5千石)前田家の城下町として繁栄。金沢の地名は、芋掘り藤五郎が山芋洗いの際に砂金が出た“金洗いの沢”(“金城霊澤”、兼六園内の金沢神社隣の泉)に由来するとされています。加賀野菜・鰤・ズワイガニ(雌は香箱ガニ)・清酒等の県特産食品を始め、治部煮・かぶら寿司・ごり料理・笹寿司・金沢おでん等の加賀料理・郷土食や各種和菓子等の食・菓子文化も豊かで、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。

1917年創業、良い原料選びから菓子作りを始める 柴舟小出

押野駅から徒歩5分ほど、金沢駅から車で20分前後の場所にある 柴舟小出の本社 横川店。1917年(大正6年)に創業された和菓子店です。「おいしいお菓子は先ず良い原料選びから始まる」と考え、原材料の産地を訪れられているそうです。定番の 小出のせんべい・柴舟をはじめ、数多くのお菓子を作られています。

という、本社 横川店の外観がこちら。本店は野町にあるのですが23年9月現在休業中のため、本社を訪ねております。

店内に入りました。ディスプレイに並ぶお菓子、1つ1つが本当に素敵。

別のディスプレイです。金沢のお菓子屋さんの きんつば配備率の高さよ。

お伺いしたのは23年2月なのですが、代表銘菓・柴舟にチョコレートをかけた、草の舟・雪の舟・花の舟というお菓子を売り出されていました。

ということで、今回は上述の舟のセットを買ってきました。3種類入りです。

取り出した図です。左から、雪の舟 = ホワイトチョコ、草の舟 = 抹茶、花の舟 = いちご味です。ベースとなる柴舟は、生姜味のおせんべいです。

抹茶はバランスがとても良い味でした。

ある種エッジーないちご味。

そして、とても味の馴染みが良い、ホワイトチョコ。

現在サイトを見ると買ってきた期間限定だったのか、それとも廃盤なのかわかりませんが、見つけることが出来ません(Facebookで昔販売していたことは確認できます)。ちょっと攻めすぎだったのかしら。見た目も味もユニークだったので個人的は結構好きでした。また見つけたら買って応援したいです。

——-柴舟小出 基本情報———-
〇創業年  1917年創業 / 大正6年創業

※以下は、本社 横川店の情報です。
〇営業時間
・9:00-18:30 (日・祝は18:00まで)
※定休日なし (1/1、1/2は除く)
〇住所
石川県金沢市横川7丁目2−4
(公式サイト)⇒ 金沢市 柴舟小出|土産にも最適な和菓子

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