芝神明 栄太楼の「江の嶋最中」 / 東京 大門 1885年創業 (明治18年)

徳川家の菩提寺であり、15代将軍のうちの6名が祭られている増上寺の近くには、いくつかの老舗が残っています。

1885年創業、江の嶋最中で知られる 芝神明 栄太楼

大門駅から徒歩1分、浜松町駅から徒歩5分の場所にある芝神明 栄太楼。1885年(明治18年)に、日本橋の榮太樓總本鋪から暖簾分けをされ開業したお店です。

こちらが店舗外観。大通りから一本入った場所にあるお店です。

この看板の芝 栄太郎のフォント可愛いですよね。岡本太郎さんが書かれたものだそう。

お店の外の看板には、代表銘菓 江の嶋の説明がありました。芝生れの尾崎紅葉さんが名付けられたそうですよ。

その代表銘菓 江の嶋最中がこちら。江の嶋という琴歌の名前から取られたそうで、白、ゆず、こしあん、つぶあん、ごまの5種類の餡が、ホタテやアワビ等の貝殻を形取った最中の中に入っています。

説明文も入っていましたが、中々読みづらい文字ですが、この貝殻最中は芝生れの尾崎紅葉さんが名付けましたよ、といったことが書かれています。今回5個入りを買いました。それぞれ別の味なのが嬉しいですね。パッケージの文字も尾崎紅葉さんが書かれたそうですよ。中はこんな感じ。ホタテの形のものであったり、ハマグリのがあったり、と見た目も楽しい。

可愛い最中、美味しい最中、世の中色々ありますが、見た目と味をそれぞれ色々なバリエーションで展開されているのはかなり珍しいですよね。しかも、これ明治35年には発売していた、というかなりのロングセラー商品。明治時代からこんな凄いお菓子を発売されているなんて、凄いクリエイティビティですよね。他のお菓子も食べたくなりました。

———芝神明 栄太楼 基本情報———-
〇創業年 明治18年 / 1885年創業
〇営業時間
9:00~19:00(土曜は14:00まで
※日曜、祝日 定休日
〇住所
東京都港区芝大門1-4-14
(公式サイト)⇒和菓子販売 芝栄太楼 – 東京 芝大門 浜松町の和菓子屋 – 最中 お土産

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