三宅本店の千福 精撰ふくぱっく・Vパック赤 / 広島 呉市 1856年創業 (安政3年)

広島県の広島・福山両市に次ぐ第三の都市である呉(くれ)市は、天然の良港を有し、古くは村上水軍一派の根城で江戸時代までは小さな港町だった場所。呉の地名由来には、呉一帯を囲む連峰“九嶺(きゅうれい)”転訛説等の諸説があります。明治時代に第二海軍区鎮守府(呉鎮守府、通称“呉鎮”)が開庁された軍港で戦後も海上自衛隊呉基地が置かれています。戦前に戦艦大和等を建造した呉海軍工廠の跡地や鉄鋼等の技術は大手企業に引き継がれ、造船・機械・鉄鋼・金属等の製造業が盛んです。市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。

1856年創業、母と妻の名から千福と名付けた酒蔵 三宅本店

呉本通り八丁目のバス停から徒歩3分ほど、呉駅から車で10分ほどの場所にある 三宅本店の直営店舗・千福ギャラリー三宅屋商店。1856年(安政3年)に、三宅清七氏が、河内屋の屋号で味醂・焼酎・白酒製造業を始めたことが創業です。1902年(明治35年)からは、清酒醸造も始められています。三宅本店さんといえば千福で知られていますが、こちらは1916年(大正5年)に創業者である三宅清兵衛氏の「女性は内助の功を称えられるばかりで、酬いられることが少ないのは気の毒である。せめて酒銘だけでも女性の名前を用いたい」という思いから、母(フク)と妻(千登)の一文字づつを用いて「千福」を命名されています。

という、三宅本店さんといえば千福の精撰ふくぱっく・Vパック赤を購入しました。1980年発売のベストセラーとのこと。広島市内の酒屋さんであれば、ほぼ見つかるかと。

パッケージ裏側です。電子レンジで温めることもできますよ。

パッケージ上からです。千福一杯いかがですか♪に誘われて飲みたくなります。

開けた図です。

千福 精撰ふくぱっく・Vパック赤は、スッと飲めるやや甘口のお酒で、飲み過ぎそうで危ない味がしましたw。繊細な白身のお魚とかと合いそうかも、と思ったりです。やっぱり地のものと合わせて飲まないとだよなぁ。

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———千福・三宅本店 基本情報———-
〇創業年 1856年創業 / 安政3年創業
〇営業時間
・12:00-16:00
※土・日・祝 定休日
〇住所
広島県呉市本通7丁目7-1
(公式サイト)⇒広島県呉市の日本酒メーカー「千福・三宅本店」

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