名護そばの伝統を支える 三角屋製麺所 / 沖縄 名護 1925年創業 (大正14年)にルーツ

沖縄本島北部に位置する沖縄県名護市は、名護湾に臨み背後に古生層山地がそびえてる土地。名護の地名は、名護湾が波静かで穏やかなことから“凪(なぎ)”が転訛したものとされています。商業が活発で、蘭や菊等の花卉・果樹・野菜の栽培や鰹漁・鯛や車海老の養殖が盛ん。名護城址は寒緋桜(カンヒサクラ、緋寒桜)の名所で、付近に生息する樹齢300年の“ヒンプンガジュマル”(ガジュマル巨木個体)が知られています。市内には何件かの老舗店が残っていますよ。

1925年創業店にルーツ、沖縄唯一の製麺所 三角屋製麺所

那覇空港から車で一時間超の場所、名護十字路のバス停から徒歩6分ほどの場所にある 三角屋製麺所。1925年(大正14年)に、森そばから権利を買い取り 三角屋を開業。戦中に閉店も、終戦後に再開業し現在は製麺所を運営されていらっしゃいます。

という、三角屋製麺所の外観。いわゆる工場って感じです。この場で買えたりするのかな、と近寄ってみましたが、小売りはされていないようでした。残念。
ということで、三角屋製麺所さんから麺を購入されている、新山食堂 港川店にお伺いました(残念ながら港川店は20年4月に閉店)。新山食堂さんも同じ名護にある老舗店なんです。

新山食堂さんのこだわりの③の箇所に、三角屋製麺所さんにお願いしている旨がかかれています。伝統手法である木灰を使う製麺方法は、プロパンガス普及によって難しくなっているそう。

で、頼んだがこちら。平麺も美味しいなぁ。食べ応えがあって個人的にはかなり好き!名護そばも美味しいですね。

名護そばと沖縄そばの違いをあまり理解しないまま伺ったのですが、名護の特徴はこの平打ち麺だ、ということだそう。また今や沖縄全土で食べられるソーキそばの発祥も名護なのだそうですよ。沖縄そばについてあまり詳しくないのですが、宮古そばや八重山そばといった特徴ある沖縄そばもあるそうなので、色々食べ比べてみたいなぁ。

———三角屋製麺所 基本情報———-
〇創業年 1925年創業 / 大正14年創業にルーツ
〇営業時間
・9:00~17:00
※日曜・祝日 定休日
〇住所
沖縄県名護市大東3-14-13
(公式サイト)⇒名護そば | 名護そば (有)三角屋製麺所

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です