奈良県中部の橿原(かしはら)市は、1956年(昭和31年)に今井町等の高市郡3町2村・磯城郡1村合併で発足し、同年及び翌年の近隣諸村・諸市町の一部編入で現市域となり県下第二の都市です。畝傍山(うねびやま)・天香久山/天香具山(あまのかぐやま/あめのかぐやま)・耳成山(みみなしやま)の大和三山を擁し、1890年(明治23年)創建の橿原神宮等の多数の寺社や神武天皇陵等の天皇陵・古墳で知られ、市名は日向国から渡来の神武天皇が畝傍山東南の畝傍橿原宮(伝・橿原神宮の地)で即位し建国したとの伝承に由来します。苺・花卉(シクラメン・桜草等)・柿の葉寿司・鯖寿司・飛鳥鍋・乳製品(蘇・酪)・さなぶりもち(黄な粉・黒蜜塗しの小麦餅)・埴輪まんじゅう・だんご庄の黄な粉だんご・おにみみ(風邪薬)・おにみみコーラ等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・旅館・酒蔵などが残っています。
1905年創業、薬屋さんのクラフトコーラ・おにみみコーラの製造・販売で知られる 端壮薬品工業
八木西口駅から徒歩9分ほど、畝傍駅から徒歩12分ほどの場所にある 端壮薬品工業。1905年(明治38年)に創業された薬品会社です。端壮薬品工業は「おにみみ」と言う名の「鬼の耳が風(風邪)を切る」という意味から名付けられた伝統薬だそうです。
そんな端壮薬品工業さんがコロナ後に販売開始されたのが、おにみみコーラ。こちらの記事に詳しいのですが、コロナ禍で風邪をひく人が減り、結果おにみみの販売減に直面し、新商品開発に迫られ出来上がったのがおにみみコーラとなります。コカ・コーラもペプシ・コーラも薬剤師が作ったものじゃないか!で開発しちゃうのも凄い話ですよね。ちなみにウェブサイトが結構独特ですw。
という、おにみみコーラ。パッケージがカワイイ。
ボトル裏側です。三温糖、レモン果汁、香辛料で出来ています。
基本のコーラは、おにみみコーラ15ml(瓶1本で90ml)に炭酸水150-180ml入れて完成です。お好みでレモン汁も美味しそう!
で、出来上がりの図。濃いめの液なので、下にやや沈澱気味ですが美味しかったです。
クラフトコーラ、個人的には大好きで偶に買っているのですが、たまたま見つけたクラフトコーラが、老舗企業のものだった、という順序でした。クラフトコーラ全体に言えることですが、やや薬感があって何だか健康になれる感じがあって好きなのですが、おにみみコーラに至っては本物の薬剤師が作っているのだから、体に良いのに違いない!、と思えるのがとても良いです。飲み切っちゃったので、また買いたいなぁ。
↓おにみみコーラは、楽天でお取り寄せ出来ますよ。
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———端壮薬品工業 基本情報———-
〇創業年 1905年創業 / 明治38年創業
〇営業時間
・9:00~17:00
※無休
〇住所
奈良県橿原市今井町4丁目5-10
(公式サイト)⇒ おにみみコーラ – 鬼のコーラ