乃し梅本舗 佐藤屋の空ノムコウ・のし梅チョコ・たまゆら等のネオ和菓子 / 山形 山形市 1821年創業 (文政4年)

山形県の県庁所在地である山形市は、山形盆地の約3分の1を占め、市の東部は奥羽山脈の山岳地帯となっています。地名由来には、蔵王山麓で“山の近くの土地”説や“山潟(山の潟、やまかた)”説があります。江戸時代は最上・鳥居・保科・松平各氏等の複数領主を経て山形藩を水野氏が治め、中世から発展した城下町は市町・職人町・寺社等が計画的に町割りされました。青菜漬・おみ漬・だし・食用菊・おかひじき・玉蒟蒻・庄内麩等の特産物や芋煮・納豆汁・冷やしラーメン・冷たい肉そば等の郷土料理も豊富で。市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

1821年創業、山形名物・のし梅の元祖店として知られる 乃し梅本舗 佐藤屋

三日町角のバス停から徒歩2分ほど、山形駅から徒歩23分ほどの場所にある 乃し梅本舗 佐藤屋。1821年(文政4年)に佐藤松兵衛氏が山形藩の城下町で和菓子店を創業したことが始まりです。山形には”のし梅(乃し梅)”という銘菓がありますが、このお菓子は山形藩主の典医だった小林玄端(げんたん)が開発した気付け薬が原型となります。小林玄端の末裔である黒田家に生まれたのが、乃し梅本舗 佐藤屋初代の松兵衛氏で、後に乃し梅を現在に近い形で完成させています。そのため、佐藤屋さんが乃し梅の元祖店となります。

という、乃し梅本舗 佐藤屋さんはネオ和菓子と呼ぶ、和菓子に洋のテイストを入れた新しいお菓子を複数発売されています。まずは代表的銘菓ともいえる、空ノムコウから。

とても、色合いが綺麗な棹菓子で、プルプルの観点の中に空が表現されていてとても綺麗です。切る前も写真撮っておけば良かった…!

別タイミングでは、他に3種類購入しています。

その1が、たまゆらです。名物・乃し梅と生チョコレートを組み合わせたお菓子です。

1つ取り出した図です。中々個性的な味…!

ついで、レモンと洋酒と黒糖羊羹・りぶれです。

この日は人数が多かったので、細めに切りました。和と洋、酸味と甘みのバランスが面白かったです。

ラストがエンガディナー。スイスの伝統お菓子だそうです。

箱の裏側です。原材料名の最初にくるみとあるように、くるみがたっぷりと入ったお菓子です。

切り分けた図。このくるみの味付けが最高に美味しくって、びっくりしました。他と比べて見た目が地味だったので、期待値が低かったことも影響しているかもしれませんが。常備食にしたいw。

乃し梅本舗 佐藤屋さんを知ったきっかけは、Twitterでバズっていた空ノムコウを見たことでした。新しい世代の和菓子!って感じがして、見てるだけでワクワクしますね。佐藤屋さんのお菓子はまだまだ食べたいものがあるので、食べたらまた追記していこうと思います。お菓子は公式サイトからお取り寄せ出来ますよ。

———-乃し梅本舗 佐藤屋 基本情報———-
〇創業年 1821年創業 / 文政4年創業
〇営業時間
・9:00~18:00
※1/1のみ定休日
〇住所
山形県山形市十日町3-10-36
(公式サイト)⇒ 山形和菓子「乃し梅本舗 佐藤屋」のし梅からネオ和菓子まで200年重ねても若い老舗

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