高級店から大衆店、甘味・軽食・ディナーまで何でも老舗で揃えられる街、浅草。そんな浅草にある、老舗甘味処へお伺いしました。
1852年創業、小豆等を扱う雑穀商からスタートした甘味処 西山
銀座線浅草駅2番出口を出ると、目の前にあるのが 甘味処 西山。1852年(嘉永5年)に、越後小須戸出身の西山武兵衛氏が、小豆等を扱う乾物・雑穀商を始めたことでその歴史が始まりました。以前は西山菓子店というお名前でしたが、店舗改装をした2009年から、甘味処 西山と屋号を変えられています。
こちらが店舗外観。09年にリニューアルしただけあり、かなりモダンな外観です。
メニューはこちら。特製の赤文字が光る西山あんみつが気になりますね。
ということでオーダーしました、西山あんみつ 750円。白玉、アイス、果物、求肥、餡子、そして黒蜜。美味しくない訳がないw。ちなみにこのアイスも全て自家製だそう。甘さが控えめで上品。凄く美味しい。
せっかくなのでアップの写真も。バランス良い色使いで可愛いなぁ。
西山さんといえば、の名物をもう一つオーダーしました。寅さんも愛したという、福々まんじゅう。店頭で美味しそうな匂いをはなっている、あのお饅頭です。
中身はこんな感じ。良い感じの漉し餡ですね。市販のアンマンに近いといえば近いんですけど、甘さ控えめで口当たりがよいため、とっても上品に感じます。美味しいなぁ。
西山さん、あんみつも、お饅頭も、普通といえば普通なんですけれど、お仕事が丁寧だからなのか、とっても上品な味がして、「良いお菓子を食べてるなぁ」という気持ちになれます。そう、僕が甘味処に求めてるのって、きっとこういう味なんだよな。落ち着いた雰囲気の中で、上品な甘いものを食べる。良い休憩時間となりました。
——- 甘味処 西山 基本情報———-
〇創業年 1852年創業 / 嘉永5年創業
〇営業時間
10:00~19:00
※水曜日 定休日
〇住所
東京都台東区雷門2-19-10
(公式サイト)⇒ 「甘味処 西山」のホームページ – 「甘味処 西山」のホームページ