武蔵屋食堂で、元祖・素ラーメンを食べる / 鳥取 鳥取市 1912年創業 (明治45年)

鳥取県鳥取市は、全国最少人口・最小人口密度の県庁所在地で、山陰地方で京阪神方面からの東の玄関口となっています。鳥取の名については、古事記に捕鳥納税の記述があり、沼沢湿地帯に捕鳥狩猟民が居たとか、日本書紀に言語不自由な王子が飛来白鳥を見て初めて発語したとの記述がある等の由来説があります。二十世紀梨・松葉蟹・モサ海老・白烏賊・鳥取和牛・あご竹輪・とうふ竹輪等の特産品も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1912年創業、鳥取のソウルフード素ラーメンの元祖 武蔵屋食堂

本町一丁目のバス停から徒歩1分ほど、鳥取駅から徒歩14分ほどの場所にある 武蔵屋食堂。1912年(明治45年)に創業した和食・定食店です。武蔵屋食堂さんといえば、鳥取市内でソウルフードとして紹介されることの多い素ラーメン(お店によってはスラーメンとカタカナ表記)の元祖店として知られています。2代目の虎男氏が昭和30年代に開発したものです。素ラーメン=うどん出汁に、中華麺が入った食べ物になります。

という、武蔵屋食堂さんの看板。大通りから一本入った場所にお店があるので、通り沿いに看板が置いてある感じです。

こちらが店舗外観です。ザ・街の定食屋さん、って感じがとても良いです。

店内に入りました。ホンジャマカ石塚さんと、孤独のグルメ・久住さんのサインが。素ラーメンは、鳥取市役所食堂(移転のために閉店)で出されいた際に、孤独のグルメで取り上げられた結果有名になった経緯があります(鳥取市役所食堂では、スラーメンとカタカナ表記)。

こちらがメニュー表です。一番目立つ位置には、元祖素ラーメンがあります。麺類を中心に丼ものも充実。最高に素敵だな。

その他一品物もあり、居酒屋的に使うこともできます。いつか飲みに来たいなぁ。

で、出てきた素ラーメンです。和風だしと中華麺って当たり前のように合いますよね。もやし・ねぎ・蒲鉾・天かすが入っています。

素ラーメン、初めて頂きましたが郷愁の味がする最高に素敵な一杯でした。いわゆる黄そば(きぃそば)と言われるジャンルで、姫路市のまねき食品さんのえきそばも同カテゴリになりますね。こちらはうどんだしでなく、蕎麦汁に近いものなので、若干見た目は違いますけれど。素ラーメンも、黄そばも色々食べ比べたくなっちゃいますね。

——–武蔵屋食堂 基本情報———-
〇創業年 1912年創業 / 明治45年創業
〇営業時間
・10:30-21:00
※日曜・祝日 定休日
〇住所
鳥取県鳥取市職人町15
(公式ページ)⇒武蔵屋食堂|鳥取の素ラーメン発祥のお店

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