※公式サイトにて、20年9月30日閉店と発表されています。
足立区西新井は、826年(天長3年)に弘法大師(空海)開基と伝わる総持寺(西新井大師)の門前町として江戸時代に発展しました。総持寺は、平間寺(川崎大師、神奈川県川崎市)・観福寺(観福寺大師、千葉県香取市)と共に“関東三大師(空海を祀る関東厄除け三大師)”の一つで、古くから“関東の高野山”と称されています。空海が加持祈祷の際に湧水したという総持寺境内の井戸が本堂の西側にあったことから西新井(西の新たな井戸)となったのが地名の由来。東武鉄道・西新井駅前の日清紡東京工場跡地が総合商業施設・アリオ西新井となり、高層集合住宅建設など再開発が進むこの町にも、東武鉄道・大師前駅周辺などに老舗の飲食店・和菓子店などが残っています。
1845年創業、茶屋から始まり料理店へと転身した 武蔵屋
大師前駅から徒歩3分ほどの場所、西新井大師の門前にお店を構える 武蔵屋。1845年(弘化3年)に、茶屋として創業され、明治期に入り今に続く料理店へと転身されたお店です。
という武蔵屋さんの外観。料理店メインですが、甘味のテイクアウト販売もされています。
店内に入りました。メニューはこんな感じ。鰻をメインに据えつつも、定食系や丼ものもありかなりラインナップ豊富です。
オーダーすると食券が置かれます。今回は上うな重をチョイス。
で、やってきたのがこちら。うむ、豪華だ。
鰻のアップ写真がこちら。蒸し強めなのか、かなり柔らかいです。体に優しい味だな。肝吸いは三つ葉タップリ。三つ葉好きとしては嬉しい!
ラストに、関東スタイルのくず餅が出てきました。これで〆られるのは嬉しい!!
西新井大師、お伺いするのは初めてでした。かなりの数の老舗があることが分かり、個人的には中々のドキドキスポットです。関東三大師はまだ川崎にしか伺っていないのですが、西新井も沢山あるということは、千葉県香取市の観福寺大師周りも色々ありそう!今度探してみます。
武蔵屋さんの鰻とっても美味しかったです。それ以上に個人的に嬉しいなぁと思ったのは、鰻の〆にくず餅が食べられること!この二つが両方いただける場所、かなりレアですよね。
——-割烹 武蔵屋 基本情報———-
〇創業年 1845年創業 / 弘化三年創業
〇営業時間
・09:00~19:00 (L.O. 19:00)
※不定休
〇住所
東京都足立区西新井1-5-8
(公式サイト)⇒ 西新井大師 割烹 武蔵屋
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