名古屋市の中核である名古屋市中区は、中部地方・愛知県・名古屋市の経済中枢機能が集中し多くの企業本社が立地しています。オフィス街の丸の内、官庁街の三の丸、金融街の伏見・丸の内周辺、元は大須観音の門前町で電気街として栄えてきた活気ある商店街の大須、中部地方最大の繁華街である栄や錦通、歓楽街の呉服町通など多彩な都市の要素を備えています。栄には久屋大通公園が広がり、松坂屋名古屋本店・三越名古屋栄店等の商業施設が建ち並んでいます。区内には御園座・中日劇場・大須演芸場等の文化・芸術施設も集まり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店なども多数点在しています。
1854年創業、尾張藩御用菓子屋 桔梗屋の流れを組む和菓子店 美濃忠
桜通線 丸の内駅から徒歩3分ほど、名古屋駅から徒歩17分ほどの場所にある 美濃忠。1854年(安政元年)に、尾張藩の尾張藩御用菓子屋であった桔梗屋から、暖簾分けされ名古屋城下和泉町(現、丸の内)にて創業されました(桔梗屋さんは残念ながら廃業)。店名の由来は書かれておりませんでしたが、初代の伊藤忠兵衛の忠の字を取られて、でしょうか。
という美濃忠さんの外観はこちら。門が立派…!
店内に入ると、御菓子がズラリと並んでいます。有名なのは各種羊羹で、季節ごとに限定商品も出されています。
花の精、せせらぎ、 甕甲羹等、季節の羊羹が並んでおります。
ちょうど期間限定のレモン羹が発売されていました。レモンが奇麗!
今回は夏限定の”せせらぎ”を購入しました。パッケージから涼し気ですね。 開けるとこんな感じ。鮮やかなブルー! 取り出した図がこちら。 一口大に切り分けました。見た目、食感共にひんやりしていて超夏向き!モチモチの食感も素敵だなぁ。
パッケージの中には、美濃忠さんの説明の紙入りでした。そうそう、僕はこういうのが欲しいんです。
美濃忠さんは子供の頃から名前は存じ上げていたものの、お伺いするのは初めてでした。ご用意されている季節の羊羹の数々が、どれもキラキラしていてるし、季節感も感じられる素敵なお菓子ばかり。これは全ての季節コンプリートしたくなりますね。帰省時にでもまたお伺いしようと思います!
——–美濃忠 基本情報———-
〇創業年 1854年創業 / 安政元年創業
〇営業時間
9:00~18:00
※元旦、定休日
〇住所
愛知県名古屋市中区丸の内1-5-31
(公式サイト)⇒ 美濃忠