茨城県南部(県南地域)で霞ヶ浦の西に広がる土浦(つちうら)市は、1940年(昭和15年)の新治郡土浦町・真鍋町合併で発足し、地名由来には旧土浦村継承説・十一(合成で土)の集落(浦)説・西浦の湖岸の土の浜説・津々浦々説等の諸説があります。土浦全国花火競技大会(大曲・長岡と共に日本三大花火大会)で知られ、梨・葡萄・柿・栗・蓮根(生産高全国一)・蓮根加工品(麺・菓子等)・納豆・佃煮(公魚甘露煮等)・醤油・かりんとう(九万五千石)・土浦れんこんカレー等の特産品・名物があり、市内には料理店・飲食店・和菓子店・パン店・食品店・醸造会社など老舗が多数残っています。
1916年創業、土浦駅前でうなぎを焼き、佃煮を作り続ける 小松屋
土浦駅前徒歩3分ほどの場所にある 小松屋。1916年(大正5年)に、木村(旧姓 小松)芳郎氏が創業したウナギと佃煮で知られる老舗店です。1957年に小松屋を設立されています。その後、食品製造部門・小松屋食品を立ち上げられ、2013年に小松屋と小松屋食品を合併し、現在は小松屋食品として運営をされています。製造部門は自社商品だけでなく、佃煮や鰻のOEM生産も請け負っていらっしゃいます。
土浦駅の再開発で何度か移転はされておりまずが、常に駅近くの店舗で、近隣の方々に鰻を届け続けられています。
という、小松屋さんの外観です。創業大正5年が輝いて見えますね。
看板をアップで。店内では鰻を焼かれていて、イートイン or テイクアウトで蒲焼きを楽しむことが出来ます。
店内に入りました。イートインも大人気で、店頭で名前を書いて並ぶ形です。 今回はイートインでなく、佃煮を買いにきました。こちらは近年大人気で1日600食販売もしたことがある、海苔佃煮のりすけ等が置いてあります。 店内奥に入っていくと、ずらりと佃煮が並んでいます。圧巻ですね! 人気第1位は、わかさぎ甘露煮とのこと。人気No.1は買わなければならない。
こちらは人気第2位ささめうなぎです。国産うなぎを使った佃煮です。今回の主目的はこちらです。 ということで、ささめうなぎ&わかさぎ甘露煮を買ってきました。 蓋を開けた図。 うなぎは佃煮にすることで、旨味がギュッと詰まっていて最高でした。これ、まじめちゃんこ美味いね。
そして、わかさぎの甘露煮です。1番人気に納得する、安定の美味しさ。 封入されていたパンフレットです。 やっぱりわかさぎは代表作なんですね。うなぎは、静岡の専属養鰻場から取り寄せているとのこと。
別タイミングですが、鰻蒲焼をお取り寄せしています。
包装紙を取ると、カッパと鰻の絵が。茨城は河童のお話が色々ありますもんね。
中身はこんな感じのパック入りの鰻です。冷蔵なので早めに食べる必要があります。
一つ取り出しました。美味しそうですよねぇ。
裏側です。電子レンジもしくは、蒸し器でさっと温めます。
こちらが出来上がりの図です。一人分の量は思った以上にありました。
小松屋さんの鰻、佃煮も蒲焼きもどっちも凄く美味しかったです。蒲焼きに関しては、他の会社さんがあまりやられていない冷蔵配送なのがポイントで、賞味期限のこと考えると難しい側面もありますが、やっぱり味が柔らかくって美味しかったです。次は店舗でもうなぎを食べたい!
——–小松屋食品株式会社 基本情報———-
〇創業年 1916年創業 / 大正5年創業
〇営業時間
・9:00 – 19:30
※元旦のみ休み
〇住所
茨城県土浦市大和町5-3
(公式サイト)⇒ 小松屋食品株式会社 | 佃煮と鰻(つくだにとうなぎ)で百年 霞ヶ浦名産 土浦土産 常陸国名産