【2020/05/10 閉店】天ぷら割烹 金泉の特別定食 / 東京 浅草 1907年創業 (明治40年)

※2020年5月10日をもって閉店されたと公式ページで発表されています。

皆様に支えられ明治四十年より永きに渡り営業して参りました金泉ですが、去る五月十日をもって閉店致しました。

最後にお伺いできず残念です…。以下は以前ご訪問させて頂いた時の記事となります。

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歌舞伎「助六所縁江戸櫻」の花川戸助六でその名を知られる台東区花川戸は、古くから一帯が履物問屋街として知られていて、今も履物・靴関係の商店が散見されます。浅草の玄関口でもある東武鉄道伊勢崎線浅草駅に繋がる花川戸には都内有数の桜の名所である隅田公園の一部や吾妻橋付近の隅田川水上バス発着所などがあり、老舗の飲食店も残っています。

1907年創業、足利市から上京し浅草で100年超営業の 天ぷら割烹 金泉

銀座線浅草駅から、徒歩10分弱の場所にある 天ぷら割烹 金泉。1907年(明治40年)、栃木県足利市から上京したご主人が、現在の地にて素人料理店を開業されたことで、その歴史が始まりました。法事等にも使われる比較的大型の店舗です。

こちらが店舗外観。1995年(平成7年)に改装されたキレイな店舗です。 ディスプレイには料理も飾られていました。 店舗外のメニューはこんな感じ。天ぷら割烹だけあり、天ぷらメニューが豊富です。 店内に入りました。メニュー表の前にある特別定食の文字が気になる…。 メニューの1ページ目は歴史解説。ウェブにも歴史が乗っていなかったので助かります。 メニューはこんな感じ。伺う前は名物の「かき揚げ丼」を食べようと思っていたのですが、定食系も気になる…。
結局特別定食をオーダー。これだけ沢山あって4000円! まずはタコの桜煮。すっごく柔らかくって美味しい。 そしてお造り。 そしてローズポークの筍巻き。物凄く美味い。 そして名物っぽい感じで説明を受けた玉〆。玉ねぎを煮たものを玉子でとじたスープ的な食べ物。体に優しい味がする。 そして穴子と山菜の天ぷら。 〆におうどん。 最後はデザートまで来てフィニッシュ。最高ですね。

特別定食4000円と日常使い出来る価格ではありませんが、何かの機会に通いたくなる素敵なクオリティーでした。こういう落ち着いた老舗、個人的に好きなんですよね。次回は名物のかき揚げ丼を食べたいなぁ。

——- 金泉 基本情報———-
〇創業年  1907年創業 / 明治40年創業
〇営業時間
平日 : 11時30分から14時、17時から21時
日曜・祝日 : 11時30分から20時
※水曜日 定休日 (ただし祝日は営業)
〇住所
東京都台東区花川戸2-16-1
(公式サイト)⇒ 天ぷら 割烹 金泉|東京都台東区、浅草駅近く、明治40年創業の老舗割烹料理店(日本料理店)

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