錦梅堂の元祖 羽二重餅と、羽二重もなか / 福井 福井市 1847年創業  (弘化4年)

福井県庁所在地の福井市は県北部の越前地方(旧越前国、嶺北:れいほく)の中核都市です。江戸時代は親藩統治の福井藩の大城下町として栄え、1624年(寛永元年)に第三代藩主の松平忠昌が旧称“北の庄”が敗北に通じるとして戦国時代の武将柴田勝家以来の北ノ庄城を福居城と改称し、元禄後期に福井と表記されるようになりました。水仙で知られる越前岬・桜の名所の足羽川(あすわがわ)・一乗谷朝倉氏遺跡・福井城趾(現県庁)・北ノ庄城跡等の名所旧跡があります。繊維産業が発達し近年は化学産業も盛んで、越前和蝋燭・絵蝋燭等の伝統工芸品や越前蟹・越前おろし蕎麦・羽二重餅・冬の水羊羹等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

1847年創業、福井名物・羽二重餅を開発した 錦梅堂

上呉服町のバス停から徒歩3分ほど、福井駅から徒歩15分ほどの場所にある 錦梅堂。1847年(弘化4年)に越前福井藩主・松平家のご用達であった紅谷伊三郎氏が献上したお菓子が羽二重餅の発祥とされています。そのため錦梅堂さんではその年を創業年とされています。福井県で最も歴史ある老舗店の1つといって良い格のあるお店です。

という、錦梅堂さんの外観です。雪が降る日にお伺いしました。

店内に入りました。ディスプレイには羽二重餅が並んでいます。

店内にはサインも飾られていました。

という、羽二重餅を購入しました。羽二重餅は肌ざわりが滑らかな高級絹織物の羽二重から取られた名称となります。福井は絹の一大産地として知られた場所なんです。

今回は あん入りと、あん無しのノーマル版の2種類入りを購入しました。

二つを取り出した図。あん入りのパッケージが色鮮やかで可愛い。

こちらあん入りです。あん入りは初めて食べましたが、もっちり&あんこの甘さ、最高のコンビネーションですね。

別のタイミングで買った羽二重餅も載せておきます。パッケージの外観は同じですが、せっかくなので。フォントがカッコ良いですよね。
パッケージ裏側です。羽二重餅のいわれが書かれています。

こんな感じで個包装になっております。 取り出した図。やわやわで美味しい。

もう1つ、羽二重もなかも購入しました。 こんな感じで3色入りです。 こちらの茶色はこしあんです。羽二重の名が付いているのは、蚕の繭の形をしているからだ、とのこと。てっきり羽二重餅が入っているのだと思い込んでいました。 緑色は抹茶餡です。抹茶餡ってあんまり食べたことないかも。 ラストのピンクが粒あんになります。

羽二重餅、あのやわやわの食感が大好きです。程よい甘さも手伝って、気がつくといっぱい食べていて危険です。あん入りも相性ばっちりで物凄く美味しかった!羽二重もなかも1口サイズで永遠に食べられそうでした。美味しいお菓子のある生活って素敵だなぁ。

↓錦梅堂さんの羽二重餅は楽天でもお取り寄せできますよ。

 

——-錦梅堂 基本情報———-
〇創業年 1847年創業  /  弘化四年創業
〇営業時間
・8:00~19:00
※無休
〇住所
福井県福井市順化1-7-7
(食べログ)⇒ 錦梅堂 – 福井城址大名町/和菓子 | 食べログ

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