茅場町 長寿庵でロースカツ定食を食べたら、蕎麦もカツも最高だった / 東京 茅場町 1907年創業 (明治40年)

江戸城築城当時は茅が生い茂り、屋根葺用の萱商人が住んでいたことから命名されたと言われる日本橋茅場町。証券会社や貨物利用運送業者などが多く所在するビジネス街ですが、老舗の飲食店なども点在しています。

1907年創業、長寿庵 十日会の総本山  茅場町 長寿庵

茅場町駅から徒歩1分の場所にある 茅場町 長寿庵。日本の至るところにある長寿庵さんですが、そのルーツは1704年(元禄17年)まで遡ることができる、老舗蕎麦屋さんとなります。
長寿庵さんは、その長い歴史の中で、「采女会」、「四之橋会」、「十日会」「実成会」の4会派に分かれ運営をされることになりました。今回お伺いした茅場町 長寿庵さんは、「十日会」の総本山ともいえるお店です。総本店から最初に暖簾分けされた「采女会」があり、その「采女会」から暖簾分けされて開業したのが「十日会」となります。

と、説明が長くなりましたが、こちらが店舗外観です。地下に店舗があります。 階段を下りる手前のところにはメニューも掲示されていました。どれにするか悩みますね…。 中に入りました。ランチタイムは定食メニューも用意されていました。季節のかわりご飯のセット、美味しそう!と思ったら既に売り切れ。今回はメニュー表の中で、やや異彩を放っているロースカツ定食をオーダーしてみました。
じゃじゃん、こんな感じです。ロースカツ、想像していたよりデカい。お蕎麦はミニサイズで、小鉢とお新香、お味噌汁が付いたセットです。お蕎麦のアップ写真がこちら。白めの更科っぽいお蕎麦でした。美味い。
そしてこちらがロースカツ。自分で頼んでおいてなんですが、老舗蕎麦屋でロースカツを頼む必要あるのか、と自問しつつオーダーし、そして食べてみたんですが、想像を超える美味しさでビックリ。流石老舗、何を作ってもちゃんと美味しい…。

今回は老舗蕎麦屋さんで、ロースカツを頼む、という、自分としてはちょっと予想していなかった体験になったのですが、メニューとして用意されているだけあって、抜群に美味しかったです。カツがさっくり揚がっていて、胃もたれせず食べられ、ご年配の方でもサラッと食べられそうな感じでした。と、満足感の高いランチとなりましたが、蕎麦をもう少し食べたいなぁ、という気分になったので、また機会を見つけて蕎麦を楽しみに行ってみようと思います。

——- 茅場町 長寿庵 基本情報———-
〇創業年 1907年創業 / 明治40年創業
〇営業時間
月~金 ランチ 11:00~15:00
月~金 ディナー 17:00~21:30
土 ランチ 11:00~15:00 ディナー 17:00~20:00
※日曜・祝日定休日
〇住所
東京都中央区日本橋茅場町1-9-4
(ぐるなび)⇒ 茅場町 長寿庵(茅場町/食事処) – ぐるなび

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