東京多摩地区の東部に位置し、世田谷区・川崎市とも隣接する調布市。昔の税金システムである租庸調の調で、特産品であった布を収めていたことから、調布と名の付いたこの街にも、老舗が息づいています。
1868年創業、皇室にどら焼を献上した和菓子店 今木屋
京王線つつじヶ丘駅から徒歩1分の場所にある和菓子店 今木屋。1868年(明治元年)に日本橋で創業し、戦災を乗り越えつつじヶ丘の地に移転された、和菓子の老舗店です。
こちらが店舗外観。ビルの少し奥まった場所にお店があります。 こちらがディスプレイの様子。様々なお菓子が並んでいます。目を引くのは、中段右端のどらやき。皇室献上菓子の文字が眩しい! ももう一つのディスプレイがこちら。こちらは日持ちするお菓子中心ですね。 今木屋さんの歴史を知ることが出来る展示も飾られていました。流石老舗! ということでお菓子を購入し、近くの公園で食べさせてもらいました。まずはみたらし団子。何を買おうか悩んでいたところ、お店の人にお薦め頂きました。ふわっふわで美味しい。みたらしって何でこんなに美味しいんだろうね。 そして今回どうしても食べたかった”どら焼”も勿論購入。右上に皇室献上銘菓と書かれていますね。 裏側はこんな感じ。風味の変わらぬうちにお早めにお召し上がりください、とのこと。買った20分後に食べる私は優等生ですねw。
皇室献上の件は、調布市のウェブサイトにも記載がありました。2013年に調布市で開催されたスポーツ祭東京2013開催時に皇族の方がご列席されたそうで、その時に用いられたのが、今回ご紹介の今木屋さんの”どら焼”と、”季節の上生菓子”だったそう。
そのどら焼は、ハチミツをたっぷり利用した甘~い生地に、甘さ控えめの餡子が入っている、幾らでも食べられそうなバランスの良いどら焼でとっても美味しかったです。お土産にしたら絶対に喜ばれるだろうなぁ。今度伺う時は、もう一つの献上品である上生菓子を食べてみたいと思います。
——- 和菓子処 今木屋 基本情報———-
〇創業年 1868年創業 / 明治元年創業
〇営業時間
※水曜日 定休日
〇住所
東京都調布市西つつじヶ丘3-25-11
(ちょうふどっとこむ内紹介ページ)⇒ 和菓子処 今木屋|調布市|ちょうふどっとこむ