河内屋菓子舗、糸巻御所落雁は本願寺八世蓮如上人好みの味 / 富山 南砺市 明応年間創業 (1492-1501)

富山県西部(呉西:呉羽山より西の地域)で砺波地区の南砺(なんと)市は、江戸時代は加賀藩領で、2004年(平成16年)に東礪波郡の福野・井波町・城端町・平村・上平村・利賀村・井口村と西礪波郡の福光町との合併で発足し、古来の砺波郡南部であることが市名由来です。井波彫刻・五箇山和紙等の伝統産業があり、諸製造業の工場が立地していて川田テクノロジー・大建工業(創業地)の本店が所在し、木製バット(福光地区)は国産の半数を製造しています。茗荷・舞茸・いわな・城端牛・なんとポーク・種麹・味噌・清酒・五箇山豆腐・利賀豆腐・干し柿・米菓(しろえびせんべい等)・栃餅・利賀蕎麦・かぶら寿司等の特産品・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・和洋菓子店・製菓会社・食品店・酒蔵・割烹旅館などが残っています。

明応年間創業、本願寺八世蓮如上人が好んだ落雁を今に伝える 河内屋菓子舗

瑞泉寺前交通広場のバス停から徒歩2分ほど、新高岡駅から車で35分前後の場所 井波地区に店舗を構えている 河内屋菓子舗(注、現在は店頭販売はされていません)。 河内屋菓子舗さんは明応年間(1492-1501)に創業された、とされています。伝承としては明応年間に本願寺八世蓮如上人の北国下りの際に、彼に随従してきた山城国(現、京都)の坂口氏が井波に居をかまえ、瑞泉寺に落雁を造り仕えたのが始まりとのことです。その落雁は本願寺八世蓮如上人が好んで食べたとされています。私は2022年に訪問したのですが、その時点で既に店頭販売は止められていて、お祭り等のタイミングにのみ一部販売されているとのことでした。23年度の販売時に仲良くして頂いているMさんにご購入頂けゲットできたので、今回ご紹介する次第です。

という、河内屋菓子舗の外観です。2022年訪問時、店頭は閉められていると知らず訪問してました。

別角度からもどうぞ。

御所落雁の文字が見えます。井波は木彫りの街なので木彫り細工の看板になってますね。

で、頂いた糸巻御所落雁がこちらです。 もう手に入ることは無いのでは?と思っていたので本当に嬉しいです。裏側には河内屋さんのシールも。
袋を開けるとこんな感じの赤い箱が出てきます。糸まき、と書かれています。 開けるとこんな感じで、紅白の落雁が入っています。徳島産の和三盆と、富山産の落雁粉を使って作られいてるとのこと。 ビニールを外した図です。河内屋さんの落雁は元々この糸巻模様だったわけでなく、この形になったのは江戸期とのこと。後述の紙から読み取る限り、宝暦年間(1751-64)の2度にわたる大火で糸巻型封章(※調べても詳細わからず)のみが残った際に、この糸型を後世に残すために木型が造られ、その結果この落雁が生まれた、ということだそう。

ということが書いてある説明紙です。

落雁はとても良い和三盆が使われているからか、一般的な落雁よりしっとりしていてとても美味しかったです。本当に食べられて良かった。
今度どのような形で買えるのか分かりませんが、店頭販売はなくとも販売が続いてくれると嬉しいです。そしてまたチャンスがあれば食べたいです。

———-河内屋菓子舗 基本情報———-
〇創業年 明応年間創業 (1492-1501)
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
富山県南砺市本町1丁目34
(とやま観光ナビ内公式ページ)⇒ 河内屋菓子舗 | スポット・体験 | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」

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