岩手県南東部の三陸海岸(陸前海岸)に面する陸前高田市は、東日本大震災による津波被害からの復興が漸進しつつあり、枯死後も保存されている高田松原の“奇跡の一本松”で知られています。市名の陸前は旧陸前国(江戸期は仙台藩領の気仙郡)に因み、高田の由来には信仰の山の氷上山(ひかみさん)の神田の通称“高田”説・高所の田あるいは高い“ト(処)”説・田方(田地)説等があります。広田湾養殖物(昆布・わかめ・牡蠣・帆立貝・蝦夷石影貝等)・米・米崎林檎・葡萄・柚子(北限栽培)・ヤーコン・清酒・ワイン等の特産品や柚餅子・石垣もち(お好焼風)・がんづき(蒸しパン風)・どんこ(蝦夷磯あいなめ)汁・鱈汁等の名物・郷土食があり、市内には老舗の洋菓子店・食品店などが残っています。
1905年創業、葡萄からジュース・ワインを作る 神田葡萄園
脇ノ沢駅から徒歩18分ほど、陸前高田駅から車で6分ほどの場所にある 神田葡萄園。神田葡萄園の歴史は、熊谷福松氏が1899年(明治22年)に西洋葡萄の苗を植えたことが、創業のきっかけとなります。1904年(明治37年)には葡萄が売り切れないほどの収穫量となり、生汁を絞り売ったことが起業の足掛かりとなり、翌年の1905年(明治38年)に葡萄酒の製造許可を取り、恵比寿葡萄酒という名で酒造りを始めたことで、この年を創業年とされています。一度は葡萄酒免許を廃止するも、2013年(平成25年)に果実酒免許を獲得され、今は葡萄ジュースとワイン、両方を販売されています。
という、神田葡萄園さんからは、マスカットサイダーを購入。最近人気の地サイダーの1つに数えられます。発売は1970年(昭和45年)です。ロゴをアップすると、エビス印とあります。創業時、恵比寿葡萄酒さんですものね。
マスカットサイダーは、味は普通のサイダーなんですけど、ふわっとマスカットが香るのが特徴。香料が入っているのが、その匂いの素なのかな。
上から見た図。古き良き栓抜きタイプです。
マスカットサイダー、おそらく飲むのは初めてだったのですが、爽やかな香りと味でおいしかったです。流石ロングセラー商品!今回マスカットサイダー狙いだったので、他の商品を見ていなかったのですが、カンダクラフトジュースという美味しそうな葡萄ジュースカテゴリがあり、こちらも超気になっております。また買います!
↓楽天で購入できますよ。
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——-神田葡萄園 基本情報———-
〇創業年 1905年創業 / 明治38年創業
〇営業時間
・本社のため割愛
〇住所
岩手県陸前高田市米崎町字神田33
(公式サイト)⇒ 陸前高田 神田葡萄園|創業明治38年 ワイン・ジュース製造