かごせい (籠清)のフワッフワな揚げかまぼこ / 神奈川 小田原 1814年創業 (文化11年)

戦国時代の後北条氏や江戸時代の小田原藩の城下町として栄え、およそ400年前に東海道五十三次中で最大の規模であった9番目の小田原宿が設けられて賑わった神奈川県小田原市。古名の「小由留木」(こゆるぎ、「淘陵」とも表記)の草書体を読み間違えた説や、原野を開墾して小田となったとの由来説があります。西湘地域の核であり永らく箱根観光の拠点でもあって、豊かな自然の中で海山の産物に恵まれ、蒲鉾や梅干などの特産品で全国に知られており、各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

1814年創業、その場で作る揚げかまぼこが最高に美味しい かごせい (籠清)

小田原には様々な名物がありますが、最も知名度が高いものの一つが「蒲鉾」かと思います。小田原の場合は、明治時代に13社で組合を作り、「小田原蒲鉾」として商標も取得されています。そんな小田原には、「かまぼこ通り」という、蒲鉾屋さんが並んでいる街道があり、今回は通り沿いにある かごせい(籠清)さんへお伺いしました。小田原駅から徒歩12分程度と、少し歩く場所にあります。
かごせいさんは、1814年(文化11年)に江戸への鮮魚輸送と蒲鉾づくりのお店として創業されました。かごせい(籠清)を屋号としたのは、1907年(明治40年)のこと。この年に鮮魚輸送を止め、蒲鉾製造専業店になられたそうですよ。

こちらが店舗外観。関東大震災で倒壊してしまった店舗を、大正13年に建て直された店舗となります。良い感じの日本家屋感。

看板に大正13年に建て直された旨書かれていました。看板の文字 「加古淸」は、三井物産の創設者 益田孝氏(鈍翁)によって書かれたものなのだとか。

こちら外の看板。蒲鉾も和菓子同様季節限定があるので、季節毎に行きたくなっちゃいますね(かごせいさんへの訪問は3月です)。 こちらがディスプレイ。高級そうな蒲鉾がずらっと。
お子様向けのカワイイラインナップ、どうぶつかまぼこ、も販売されています。こんなの出てきたら、食事が楽しくなっちゃいますね。今回訪問のお目当てはこちら。その場で揚げてくれる「揚げかまぼこ」です。 見本見ながら選びます。たまねぎ棒250円と、季節限定のかに棒300円をチョイス。こちらがたまねぎ棒。すり身の間に入っている玉ねぎが良い感じのアクセントになっていて美味しい。ビール欲しいな、ビール。

そして季節限定かに棒。ちょっと色薄めですね。 食べてみたら物凄いふわっふわで、カニの身が濃くってすんごく美味しい!こんな感じでカニの身っぽい繊維になってて口当たりが優しいんです。この揚げかまぼこは美味しい過ぎる。 かごせいさんにも、いせかねさんのところにあるのと同じ缶バッチガチャが売っていました。小田原蒲鉾ファンとしては買うしかない!
で、買ったところ見事にかごせいさんのをゲット!今も僕のカバンに付いて、一緒に老舗の旅をしてくれている相棒ですw。

かごせいさんは、ウェブサイトに自社の情報だけでなく蒲鉾情報を沢山乗せていらっしゃいます。面白かったのはかまぼこ読本のページで、かまぼこの歴史から、小田原蒲鉾のこと、日本全国の特色ある蒲鉾の紹介等、「へー、そうなんだ!」が沢山詰まったページです。
特に日本全国のかまぼこ紹介のページでは、以前お伺いした今治のす巻かまぼこや、鹿児島のさつま揚はもちろんこと、宇和島かまぼこ、敦賀の味醂焼、富山の昆布巻かまぼこ等、まだ食べたことのない蒲鉾が沢山紹介されていました。練り物も、長い歴史がある食べ物なので、掘り下げていくと楽しめそうです。

———かごせい (籠清) 基本情報———-
〇創業年 1814年創業 / 文化11年創業
〇営業時間
9:00〜18:00
※元旦 定休日
〇住所
神奈川県小田原市本町3-5-13
(公式サイト)⇒小田原かごせい|創業1814年、小田原かまぼこの味わい。

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