史跡料亭花月から、角煮・黒豆・帆立燻製 / 長崎 長崎市 1642年創業 (寛永19年)

長崎県庁所在地の長崎市は、鎖国の江戸時代は天領でした。オランダ商館があり中国商船来航の出島が、朝鮮貿易の対馬藩と共に国内2か所のみの幕府公認の国際貿易港で、オランダ中心に欧州から多くの外国文化が流入して栄えてきた港湾都市であり、かつて戦艦武蔵を建造した造船の町でもあります。茂木枇杷・長崎和牛・からずみ・長崎かすてら・桃かすてら・ザボン漬・一口香等の特産品・名物や卓袱料理・ちゃんぽん・皿うどん・豚角煮・トルコライス等の郷土料理・地場食品も豊富で、日本三大中華街の一つである長崎新地中華街を擁し、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが多数残っています。

1642年創業、坂本龍馬の刀傷が残る 史跡料亭花月

思案橋のバス停および電停駅から徒歩5分、長崎駅から車で8分ほどの場所にある 史跡料亭花月。花月さんのある丸山町は江戸時代、江戸の吉原、京都の島原と並ぶ花街であり、そんな丸山に1642年(寛永19年)に創業されたのが引田屋(ひけたや)さんとなります。1818年(文政元年)に引田屋の庭園内にできた茶屋が花月さんとなります。大正末期に引田屋が廃業されますが、引田屋の庭園や建物は引き継がれ、今も花月の名で営業されています。
引田屋、および花月には多くの偉人・著名人が訪問されており、坂本龍馬の刀傷が残った部屋があったり、頼山陽や向井去来もたびたび来店しており、彼らの作品が集古館に残されています

という花月さんからは、角煮・黒豆・帆立燻製をお取り寄せしました。 まずは黒豆から。

甘さが結構強調された味。長崎って味付け甘めなのかしら。甘い黒豆も美味しいなぁ。

帆立燻製。名前の通り、帆立が燻製されています。

思った以上にスモーキーで旨い!お酒にも合いそう。
パッケージ撮り忘れましたが、ラストは角煮。貫禄ある美味しさ。最高です! ほぼ同じカットを明るめで。脂身の部分もくどくなくって美味しく頂けました。 花月さんは、地元の方の「憧れの場所」のようで、「長崎行くならぜひ!」と言われていたものの、お伺いする機会がなくお取り寄せとなりました。全部おいしかったんですけれど、花月さんといえば上述の坂本龍馬が刀傷をつけたという「竜の間」であったりと、お料理以外の楽しみ方もたくさんある場所。いつかお伺いしたいなぁと思っています。
各種お取り寄せは公式サイトからできますよ。

——–史跡料亭花月 基本情報———-
〇創業年 1642年創業 / 寛永19年創業
〇営業時間
・12:00~15:00(L.O.14:00)
・18:00~22:00(L.O.20:00)
※不定休 (主に火曜日)
〇住所
長崎県長崎市丸山町2-1
(公式ページ)⇒創業寛永十九年 史跡料亭花月のサイト。長崎の伝統卓袱料理が楽しめる県指定史跡の料亭です。

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