石川県南西部で、南が福井県に接し北が日本海に面する小松(こまつ)市は、1940年(昭和15年)の能美郡小松町・安宅町・牧村・板津村・白江村・苗代村・御幸村・粟津村合併で発足し、1955年(昭和30年)及び翌年に近隣諸村一部編入で現市域となりました。平安時代の花山天皇巡行時に梯川(かけはしがわ)畔に松を植えて“園の小松原”と称されたことが小松の地名由来とされます。粟津温泉(加賀温泉郷の一つ)・古刹那谷寺・安宅の関跡(歌舞伎勧進帳の舞台)等の観光名所・歴史遺産で知られています。小松(畳)表(藺草生産北限地)・加賀絹・九谷焼等の伝統品や、蟹・烏賊・甘海老・珍味・魚介加工品・清酒・銘菓(月よみ山路・雪花糖・りんず餅等)・小松うどん・塩焼きそば等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品会社・茶舗・酒蔵(多数)・旅館などが残っています。
1752年創業店にルーツ、北陸最初の醤油蔵・直七の流れを汲む 加賀の醤油醸造元
馬場のバス停から徒歩20分ほど、粟津駅から車で20分前後の場所にある 加賀の醤油醸造元。1752年(宝暦2年)に、金沢市大野で創業された北陸最初の醤油蔵とされる直七さんをルーツに持つ醤油蔵です。創業時より加賀藩藩主・前田家の御用達で、徳川八代将軍吉宗公にも直七は献上された名門だったそう。この直七さんとどのような関係か詳細が見えないところはありますが、楽天ページには
「直七」をルーツに持つ加賀の醤油醸造元
と記載があります。
という、加賀の醤油醸造元さんの加賀の醤蔵(ひしおぐら)を購入しました。
パッケージ裏側です。国産大豆100%使用で、大豆は長野産・富山産等、小麦は長野産・北海道産等、食塩は兵庫産・長崎産等、砂糖は北海道産と全て国内産の原料を使用されています。
という、お醤油です。色が綺麗ですね。
味は旨味・塩味がしっかり感じられるしっかり系のこいくち醤油でした。北陸のお魚に負けない力強い味ですね。北陸のお醤油&発酵調味料は、本醸造のしっかり系から、甘い系、そして魚醤まであって幅広くて楽しいですね。もっと掘り下げたいなぁ。
↓加賀の醤蔵は、楽天でも購入できますよ。
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——–加賀の醤油醸造元 基本情報———-
〇創業年 1752年創業 / 宝暦2年創業店にルーツ
〇営業時間
・不明
〇住所
石川県小松市二ツ梨町84
(楽天公式サイト)⇒ 【楽天市場】宝暦二年創業、北陸で最初の醤蔵「直七」の流れを汲む醤油蔵:加賀の醤油醸造元[トップページ]