鰻割烹 伊豆栄で夏を乗り切るランチ / 東京 上野 江戸時代創業(1700年代)

東京の北の玄関口・上野駅を核とする台東区上野は、江戸時代に建立された徳川将軍家菩提寺である寛永寺の門前町として栄えました。明治には不忍池周辺が上野公園(上野恩賜公園)として整備され、博物館・美術館・文化会館などの多数の芸術文化施設や、動物園などの観光・レクリエーションの場に多くの人々を集めています。アメヤ横丁の食材・雑貨・衣料等の商店も連日賑わい、由緒ある公園内や町の各所に老舗の飲食店や和洋菓子店などが数多く点在しています。

徳川8代吉宗公時代に創業された、260年以上の歴史を持つ伊豆栄

暑すぎる今日この頃。鰻を食べるのに選んだのは、上野駅、不忍池の近くにある伊豆栄さんの本店です。徳川8代将軍吉宗公(1716-1745)のころに始めたお店が今も残り、立派なビルに入居されています。

過去伺った老舗の中で一番ビルが大きい。

入り口は高級旅館、高級料亭の装い。

鰻割烹と名乗る伊豆栄さんは、お弁当っぽいメニューもあり、ウナギ含めた日本料理が楽しめるお店です。

メニューはこちら。お弁当を選んだ後に、追加料金で鰻の大きさも選べます。

今回は伊豆栄弁当の天ぷら + うなぎのサイズアップをチョイス。鰻と天ぷらが両方一緒に食べられるとか、日本人の夢が詰まってますね。

鰻アップの図。ふわっとした鰻と、ご飯にたっぷりかかっているタレの具合が夏バテ気味な胃の状況を吹き飛ばしてくれました。

天ぷらはカラッと上がる、高級感を感じる仕上がり。

様々な文豪、特に森鴎外に愛されたという伊豆栄さんは、お取り寄せでも楽しむことができます。鰻はもちろんなのですが、気になっているのが、「伊豆栄特製 鰻佃煮」。生姜・山椒・ごぼうの3種類が用意されています。
行くたびに、食べたいものが増えてしまうのが、良い(ある意味悪い?)老舗だなぁ、と思う今日この頃です。

———-基本情報———-
・創業年 江戸時代創業

・営業時間
11:00~22:00(21:30 L.O)
※年中無休

・住所
東京都台東区上野2-12-22

(公式サイト)
鰻割烹・日本料理の専門店|鰻割烹 伊豆栄(上野・永田町)

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