五辻の昆布の、松茸昆布が美味しすぎて優勝した話 / 京都 上京区 1902年創業 (明治35年)

京都市上京(かみぎょう)区は、市の中心部に位置して東側を鴨川が流れ、京都府庁が立地する場所。平安末期頃に二条通をほぼ境にして平安京の北側を上辺・南側を下辺と称し、中世にそれぞれ上京・下京となりました。市内北区にかけては、応仁の乱の際に山名宗全の西軍が本陣を置いたことに因み“西陣”と称され、西陣織(高級絹織物)発祥地であり織物業者の集積地に。茶道三千家の茶室である不審菴(表千家)・今日庵(裏千家)・官休庵(武者小路千家)があり、上七軒の花街が賑わっています。京都御苑・北野天満宮・晴明神社・相国寺・一条戻り橋等の寺社・名所も数多く、区内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1902年創業、五辻通り沿いに店舗を構える昆布屋さん、その名も 五辻の昆布

千本今出川のバス停から徒歩5分の場所にある 五辻の昆布。1902年創業(明治35年)に、出町柳にて乾物屋として創業されました。1947年(明治22年)に上京区五辻通千本にて昆布の卸業を開始し、そのころから五辻の昆布屋さんと呼ばれるようになったそう。

という五辻の昆布のこと、実は存じ上げなかったのですが、道を歩いている時にこの看板を見つけて知った次第です。老舗マンとしては、こういう看板助かりますw。

店頭全景を撮り漏れたのですが、こちらは入り口横の壁に貼ってあった宣伝的なもの。年末に伺ったので、お歳暮と季節の松茸昆布が張られていました。 店内に入りました。昆布と昆布加工品がずらりと並んでいます。昆布好きなので、心ウキウキしますw。 店頭で5000円以上購入すると、昆布ガチャが出来るのですが、今回は5000円未満だったのでガチャできず。残念…!

で買ってきたのがこちら、松茸昆布。えぇ、松茸使った昆布の佃煮なのです。 パッケージを開けると、創業明治三十五年 五辻の昆布という文字が。落ち着きのある王道のデザイン、最高です。
取り出した図がこちら。色の薄い茶色よりのものが松茸の佃煮、黒いものが昆布の佃煮になります。 ご飯に乗っけました。笑みがこぼれる美味しさ。食べる前からわかっていましたが、旨いに決まってますよねw。

昆布大好きなので、色んな昆布の佃煮を食べてきていますが、過去最高に芳醇な香りと上品な味だったのが、今回の松茸昆布。松茸を佃煮にすると、あの松茸独特の香りがギュッと閉じ込められていて、噛みしめるとあの匂いと味が一挙にやってくる感じなんです。これ、最高に美味しい佃煮です。絶対来シーズンも買うぞ、おー!

—— 五辻の昆布 基本情報———-
〇創業年  1902年創業 / 明治35年創業
〇営業時間
・平日 9:00~18:00
・日曜祝日 9:00~17:00
※正月3が日のみ定休
〇住所
京都府京都市上京区五辻通千本東入る西五辻東町74-2
(公式ページ)⇒ 京都西陣の味 五辻の昆布/創業明治35年の老舗/昆布の販売店・お土産通販

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