二百年物の杉桶で仕込んだ たまり醤油 傳右衛門 尚代 @伊藤商店 / 愛知県 知多郡武豊町 文政年間創業 (1818-31)

愛知県南部で知多(ちた)半島に所在の知多郡は、1878年(明治11年)の行政区画郡発足時には半島とほぼ一致する郡域で後の半田・常滑・大府・知多各市及び東海市大部分や豊明市・名古屋市緑区の各一部も含んでいましたが、現在は阿久比町・東浦町・南知多町・美浜町・武豊(たけとよ)町の5町が属しており、日本の郡人口では福岡県糟屋郡に次2番目です。知多の由来は不詳で、江戸時代は尾張名古屋藩等の領地でした。半島中央部で衣浦湾(三河湾北西部)に面する武豊町は、1878年(明治11年)2村合併で長尾村氏神の武雄神社と大足村氏神の豊石神社から一字ずつ採字で村名となり、1889年(明治22年)の(町村制)武豊村を経て1891年(明治24年)に旧町となって1954年(昭和29年)に富貴村合併で現町となりました。武豊港(重要港湾・衣浦港一部)沿岸は工業地帯で、醸造業が盛んであり(千葉県銚子・兵庫県龍野と並ぶ全国三大醸造郷)、味噌・醤油・武豊沢庵等の特産品・名物があります。郡内には老舗の和菓子店・食品店・醸造会社・酒蔵・旅館などが複数残っています。

文政年間創業、二百年物の杉桶で味噌・たまり醤油を造る 伊藤商店

里中のバス停から徒歩3分ほど、知多武豊駅から徒歩17分ほどの場所にある 伊藤商店。文政年間(1818-31)に創業した、赤味噌及び たまり醤油を醸造する老舗店です。醸造の街・武豊町(たけとよちょう)の中で、有数の歴史を持ちます。創業時から使い続けている杉樽を使って、傳右衛門(でんえもん)の名で知られる赤味噌とたまり醤油を作り続けています。

というたまり醤油・傳右衛門 尚代を購入しました。10代目となる尚代氏が仕込んだお醤油とのこと。たまり醤油 = 味噌を作った時にたまった液体で、できるまでに3年かかる手間ひまかけた調味料なのです。

パッケージ裏側です。刺身につける、納豆にかける、湯豆腐や目玉焼き、リュリの隠し味としての使い方が提案されています。

という、尚代を出した図。この漆黒の黒さにそそられます。濃厚な旨味と程よい塩味が最高です。刺身に物凄く合う。

私の両親は武豊町近くの知多半島の先端で育っており、お刺身といえばたまり醤油で食べるのが当たり前でした。が、私は子供のころたまり醤油が苦手で、ずっと濃口醤油使っていたんですよね。今になるとこの濃厚なたまり醤油と、コッテリ系のお刺身の相性の良さに惹かれるんですけど、子供の頃は分からなかったなぁ。大人になって、素晴らしさが再発見できてよかったです。

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——- 伊藤商店 基本情報———-
〇創業年 文政年間創業 (1818-31)
〇営業時間
・9:00 – 15:00
※土日 定休日
〇住所
愛知県知多郡武豊町里中54
(公式サイト)⇒ 熟成期間三年の味噌・溜『傳右衛門』 | 伊藤商店

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